おんな城主 直虎 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2017/03/20 17:22:17
おんな城主 直虎 第11回「さらば愛しき人よ」
NHK 日曜夜8時~
▼瀬名救出劇
前回は、自害するため寺に連行されそうになっていた瀬名のところに、何者かが馬で馳せ参じるという
とてもいいところで終わりました。
私はそれを元康本人だろうと予想しましたが、家臣の石川数正でした。
しかもただ瀬名が城から出たところを狙って助けに来たわけではなく、
元康側の人質と交換するという取引を持ちかけにきたのです。
さすが後の家康、私なんかよりずっと思慮が深いですねw
ただ、駿河にいた瀬名とその子供たちが助かるのは間違いなく史実なので、
力技ではなく何らかの手段を用いたのだろうとは思ってましたけどね。
今回は史実をなるべく調べないようにしているので、なかなか展開が楽しめますよ。
この取引により元康は名を上げ、今川の求心力はますます落ち込むことになりました。
瀬名の命乞いをした次郎たちは元康に貸しができたことになりますが、
それは裏を返せば今川から目をつけられることになったということです。
そして瀬名の母・佐名は、瀬名を三河に送り出した後、自害を強いられてしまったのです…
▼切ない別れ
元康から次郎にお礼の品と同時に直親への書状も届きました。
端的に言うと松平から井伊への、寝返りの打診だったわけで、
今川の落ちぶれぶりに危機感を抱いていた直親は、二つ返事でそれを受けてしまいます。
しかし待ち受けていたのは、元康ではないまったくの別人。
今まで元康を見てきた視聴者には一目瞭然だったのですが、会ったことがない直親は
すっかりその偽者を元康だと信じ込み、寝返りを約束した書状を交わしてしまいます。
私は最初、元康の影武者かな?と思ったのですが、よく考えてみるとその前に
寿桂尼が氏真にこれ以上裏切り者を出さない知恵を授けようとしていたシーンがあったので、
今川の罠であると思い至りました。
直親は裏切りを明かしたのは政次だけで、バレないよう慎重に事を運んでいたのですが、
当の今川の罠なので、もちろんすぐに暴露され直親は駿河に呼び出されます。
抵抗を考えたものの、期待した松平の援護は受けることができず、直親は腹をくくり駿河に行くと決心。
それは死出の旅路であると、誰もがわかっていました。
直親は井伊谷を出る直前、松平に援軍を断られボロボロになって戻ってきた次郎と、最後の会話をします。
戻ってきたら一緒になろうなどと、盛大なフラグを立ててくれるのですが、
戻ってくるはずもないので、次郎は一緒になるからどんな卑怯な手を使ってでも戻ってこいと答えます。
もう涙なしでは見られませんでしたね。
本来なら親戚一同に祝福されながら結ばれ、今頃子供を何人も授かっていたかもしれない2人が、
時代に翻弄され、お互いを強く思う気持ちをひた隠しにしなければならず、
片方は死ぬと分かっていても旅立たなければならず、もう片方はそれを止めることはできない。
せつな過ぎます。
もう一度見ろと言われるとちょっと憂鬱になってしまうくらいの悲しい回でしたが、
それだけ感情移入ができたということは、かなりの良回だったのではないでしょうか。
▼没落する今川
井伊谷を出た直親は今川方に取り囲まれてしまいます。
恐らくこれで命を落とすんでしょうなぁ。
実は今回史実はなるべく調べないようにしていたのですが、直親が戦ではなく謀反の疑いをかけられ
今川に殺されるということは、他のことを調べていた時偶然目にしてしまったので、
もう助かりようはないと思います。
井伊の男子が死に絶えたため、次郎が女だてらに領主になったというお話ですしね。
気になるのは、駿河に留め置かれている政次です。
彼がやったことは恐らく、直親を助けることではなく、井伊を救うことだったのでしょう。
それにはどうしても直親の首が必要だった。
ここまであからさまに裏切りがバレてしまっては、そうするしかないと、政次も腹をくくったのでしょう。
バレたというより、罠にハマったと言う方が正しいですが。
史実はどうか知りませんが、こんなやり方をしていたのでは、裏切り者が続出しても不思議はないですね。
元康にしたってそうです。
十代という多感な時期にずっと駿河にいたのに、その間に今川とのパイプを太くしていれば、
こんな簡単に今川を裏切ったりはしなかったと思います。
それだけ元康は今川に未練も何も残らないような扱いを受けていたということでしょう。
今まで義元の威光だけでまとまっていた今川勢、見たところ釣った魚に餌はやらねぇではないですが、
それぞれの領主たちに大して恩も売らず、ただ兵力で脅し人質を取り厳重に管理していただけに見えたので、
その威光である義元が亡くなれば、恩どころか恨みしかない今川を裏切る領主が続出して当たり前です。
駿河の人々にとっては名君だったのかもしれませんけどね。
ピンクとイエローが女の子だったりします。
今年の戦隊はなんと戦士が9人もいますので、その限りではないですが。
私もさすがにスーツアクターさんの名前となると、2~3人しか覚えてないですねw
オヤマのアクターさんはわからないです…
直親に矢が放たれようとしたのは、ほんとに最後の最後ですね。
その後梅雀さんの「つづく!」が入って終わりましたから。
直親にピンチが迫ったから『ぐうういやあああ』だったのか、
そこで次回に続くから『ぐうういやあああ』なのか、どっちだったんでしょうねw
私も「そして誰もいなくなった」は見ようと思ってますが、
渡瀬の遺作ということになってるのですか?
撮影の途中で亡くなったということで9係が遺作だとばかり思ってました。
あと「そして誰もいなくなった」は昨年末にイギリス版の最近作られたドラマを見ちゃってるので、
ストーリーをまだ鮮明に覚えてるんですよね。
どんな風にアレンジしているかとか、ラストは原作通りなのか、
それとも映画版で好評を博したパターンなのかとか、見所は他にもありますけどね。
ぞぬこさん、いかがお過ごしかにゃ
こにゃにゃちわ♪
ほほう、ピンクの中身はおっさんが多いんやなw
だから寺島だったんか(納得)
あと、劇中で
『ピンクのスーツアクターの人物名まで知ってるやつは、マニアのおっさんしかいない』って
セリフあったんで
以上の情報を踏まえると
ピンクのスーツアクター界はおっさんが担ってるんやなww
うち、忙しくて今回直虎チラ見だったんやけど
直親へまさに弓矢が放たれようとした瞬間、それみていた家族が
『ぐうういやあああ』って、
いつもながらなんやけど、おまえ貞子か!突っ込みたくなる奇声発してましたなあww
家族にこの奇声出た時は、ドラマに感情移入できてる証拠と判断できるんで
今回は良作だったんやろねえw
そして、今週はどないしても渡瀬の遺作となった『そして誰もいなくなった』みたいんで
直虎みれないやろなア・・・
今週の直虎もぞぬこさんのブログ頼みなりそうやm(_ _"m)