Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


流れ

昨日が今日にやって来て

今日が明日に向かっていく
私の心さえ知らぬ顔で
路はずっとつないでいく
歩みを届かさないまま


あの日は突然やって来た
何の理由もないままに
私はあなたのなんだったのだろう
こんなに好きだったのに
それが裏切られた


一人残された窓際のカフェ
通り過ぎる人をじっと見る
窓からあなたを見ていた
背中だけしか見えなかったけど
別れのそぶりも見せないまま


今は涙を見せられない
別れの言葉を聞いた時
本当は理由を知りたかったのに
なぜか言葉が出なかった
ガラスの心にひびが入った


あのカフェに何度足を運んだだろう
いつもの待ち合わせの場所
わざと遅刻をする私
「まった?」」ううん、今来たところ」
そんな嘘が楽しかった


でもあの言葉は嘘じゃない
嘘だったらどんなにいいのに
突きさされたその刃は
悲しい川の流れになって
私の足元を流れていく


もう少し待って もう少し
その流れが止まる時まで
どこに向かうのかわからないけど
明日につなぐ道だったら
まだ飛び越えていけるだろうか








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