Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


桜葉


今年も桜の季節が来た

幼いころに見た桜は
今でも心に残っていて
あんなに無邪気だったなんて
今では信じられない


千鳥ケ淵 上野公園
世田谷公園 目黒川
飛鳥山公園 六義縁(←時が違うかもw)
桜を追ってバスや地下鉄で
あの日々ももう遠い


寒さをじっとこらえて
芽吹きまで耐え忍んで
そして芽吹きの季節を迎えて
たくさんの人に見守られて
そして花弁までも人々はいとおしむ


あなたともう一度来たかった
今ではそれもかなわない
じっとこらえることのない冬だった
氷が割れるように裂けた愛
こうなることが運命だったのか


夜桜はうそつき
暗闇の中では桜は見えない
いらないともしびも消えて
そのまま暗い方がいい
桜も休んでいる


6月になれば
私も嫁いでいく
もうあなたとのことは無かったかのように思えるけど
今では違う人を愛しているけれど
通り過ぎて行った想いが流れていく


もう帰ろう
桜に背を向けて
あなたに背を向けて
これからを歩いていこう
これが私の季節なのだ








#日記広場:小説/詩




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