映画「3月のライオン-前編」感想
- カテゴリ:映画
- 2017/04/09 23:19:38
★3
まず、主人公の生い立ちが暗い。。
主人公:桐山零は両親、妹を事故で亡くし、父の友人の棋士・幸田に引き取られる。
しかし幸田の家で待っていたのは幸田の実子2人の敵意のまなざしだった。
認められるため将棋に打ち込むが、実力が義理の姉、弟を上回ると家庭内に軋轢が生じ、居場所を無くす。
そんな主人公が三姉妹と知り合うことで心境を変化させ、人間的にも棋士としても成長する話のようですが。。
詰め込み過ぎでまだ三姉妹の家庭事情も語られないままです。
見どころは先輩棋士、島田開(佐々木蔵之介)×後藤政宗(伊藤英明)の「殴り合い」と評される対局シーン。
あと
主人公の義姉・香子(有村架純)のいびりがスゴイ。
主人公を何も持たない「ゼロ」と罵り、家に居られなくした張本人なのに、父との軋轢から家出状態で平然と主人公のアパートに泊まりに来る。。
上から目線のまま、主人公にプレッシャーをかけ、ご飯を食べ、風呂に入り、シュミーズ姿でうろつく。。
何度も言いますが、義理の姉弟で血はつながってないです。
悪魔でも憑いてるのかこの女は。。
イカレキャラ大好きな私としては大変興味深いキャラクターではありますが、
どうしようもなく子供のまま育った我儘コミュ障と切り捨てそうにもなります。とにかく見てて気持ちのいいキャラではなので、娯楽としての映画ではもう少し控えて欲しかったです。
ついでに、予告+友人情報では、後編は三姉妹のロクデナシの父親が出現+次女が学校でイジメにあっているエピソードが盛り込まれるらしいです。
本当に後編で話が収まるのか不安になるし、「後編はキツイかも」という意見で一致しました。ああ、でも佐々木蔵之介は見たいなあ。
あのくらいだといいですね