４月も半ばを過ぎ　町中の桜はすっかり緑に衣替え

庭のミカンの木にも　アゲハがやって来て

そろそろ山も　蝶々の季節かな　と

今日は　お天気がいいし　久しぶりに網を持って　近くの山へ行ってみた

木々の若葉と山桜の淡い色合いが　とっても素敵

この時期の山って　好きなんだなぁ＾＾

息子は一眼レフで　色々なものを撮りながら　後ろからやってくる

私は　蝶の姿を求めて　キョロキョロ

あっ　いたいた＾＾　

白いのは　スジグロシロチョウ　モンシロチョウ

小ぶりで儚げに飛んでいるのは　ツマキかな？＾＾

黄色いのは　モンキチョウかな？　ナミキチョウかな？

越冬したと思われる　テングチョウやタテハチョウ類もいる

でも　まだ　数は少ないし　お目当ての蝶は　まだの様だ

ふと　民家の入り口だと思っていたところに　林道の道しるべが・・・

息子と、「これって　林道があるってことだよね？」

「行ってみる？」と　考えていたその時

脇の石垣の所から　ぼわっと　煙のようなものが・・・

二人で顔を見合わせ「今の見た？」

「煙のように見えたよね？」

「あっ　また　見えた」

「煙？　火がついてる？　何だろうね？」

近寄ってみると　小さな花が咲いているだけ

花の下は石垣の隙間もあって　

「まさか　岩の下に何かがあるんじゃないよね？」

しばらくすると　また　ぼわっと・・・

何かのガスでも出てる？

でも　あるのは　小さな花だけのように見える

息子は　動画に撮ると言って　ジッと構えている

曇って来て　風が吹く

「見ていると　煙　出ないね」

息子が「どうも日が照ると煙みたいのが出るみたい」と

しばらくして

「動画も取れたから　家に帰って　お父さんにも見せよう」

帰り道、「なんだったんだろうね？」「怪奇現象か？」と　＾＾；

二人の頭の中には？マークがいっぱい　？？？？？？？？

車に戻り　息子がすぐに調べた

「わかったよ　カテンソウだって。　花粉が飛ぶらしい」

えっ　花の花粉だったの？　

あんな小さな花なのに　あんな煙みたいなの出すの？

道理で日が照ると煙が出るわけだ

家に帰って　動画を良く見ると　

確かに花がはじけて花粉が飛ぶのがわかる

たったそれだけの事だが

すごいの見ちゃったね　という感じである

カテンソウ・・・花点草と書くそうだ

小さくて点のような花という意味らしい

小さくて点のような花でも　あんなパワーがあるんだ

自然って　やっばりすごい

と思った日でありました　(*^-^*)