ゴタぴょんの日記2013年7月30日 Ⅱ
- カテゴリ:日記
- 2017/05/08 05:09:00
7月30日(火) Ⅱ
Ⅰからつづく
【住吉大社】
灯籠は、約600基。
すべて、海運関係の人々の奉納。
なぜなら、ここは、海の神様。
ところで、きょうは、縁日の準備で、
あちころ、忙しそうにしています。
明日(7月31日)が、
茅の輪くぐりの日だったようです。
くるくると、茅の輪を3度
くぐるといいのだそうです。
さーて、そり橋の手前、手水舎にて、手洗い。
その水の噴き出し口には、うさぎ。
卯の年に誕生した神社なので、
ウサギがここの神社のメッセンジャーなのです。
神社の創建は、神話時代のことだけど、
はっきりしないが、神功皇后
(第14代、仲哀天皇のお后さま)
が、百済に兵を送り、
(自らも陣頭指揮したらしい?)
新羅追討の戦勝祈願をしたといいますから古い。
戦勝し、凱旋したとき、神託を受け、
あらみたまを、今の山口県の
住吉神社に
「にぎみたま」を、
大阪の住吉にお祀りしたといいます。
仲哀天皇9年(西暦200年)
のことだとか、西暦230年だとか、
読む書物や、調べるサイトによって、
まちまちですが、
まあ、そのころの話。
ゴタのビデオ(Grace of Japan)では、
住吉大社のゴンネギ(権禰宜)さんが、
説明するくだりがあって、
それによると、
伊弉諾の尊(いざなぎのみこと)が、
黄泉の国にいる伊弉冉尊(いざなみのみこと)
に会いに行ったとき、
汚れ(けがれ)を受けてしまったので、
海の水で、清めていたとき、
海で産まれたのが、
この住吉の神様だったといいます。
三はしらあるので
三つ子の兄弟のようです。
神功皇后は、その後、自らも、神として、
息長足姫命 (おきながたらしひめのみこと)
の名で、第四本宮に祀られます。
住吉大社のお社は、本殿が、4つ。
4つとも、海の方向を向いているので、
よく、船にたとえられるのだそうです。
4槽の船が、大海原を航海しているのだと。
反り橋に流れる水は、
曾ての入り江の名残といわれ、
少なくとも、明治時代までは、
近くまで、海岸線がきており、
江戸時代に描かれている風景画によると
国道26号線沿いに立つ高灯籠は、
灯台で、そのすぐ西側は海です。
住吉さんは、日本のポセイどんでございます。
【なんば、道具屋筋】
住吉大社駅から南海電車で、難波に移動。
ここで、フリー乗車券が使えないか、
駅員さんに尋ねてみる。だめだという。けち。
仕方がありません。
ゴタ : We have to buy the ticket.
Our pass doesn't work here.
あかんねんて。切符買(こ)うたってえな。
みなさん、200円支払って、切符を買います。
見た目には、JR新快速みたいに、速そうで、
カッコええ電車なのに、各駅停車です。
そのスピードも、阪堺線の路面電車と、
たいして変わりません。
ヾ(@^▽^@)ノ
【教訓】 外見だけで、
人や列車を判断してはいけない。
ゴットンゴットン ガッタンガッタン ・・・・
何とか、今年中には、
難波駅に到着しそうでございます。
【道具屋筋】
寿司桶を見て
ゴタ : They are sushi trays.
寿司桶ですわ。
ラープスさん : Yeah・・・
What are these cups here for ?
だよね。このカップは、何でしょ?
ゴタ : They are for chawan- mushi.,
or steamed egg custard.
そりゃ、茶碗蒸しのお椀ですな。
ラープスさん: Alright. I'll take two.
オッケー。2つ買いましょう。
しばらくして、ラープスさん、杓立てを持ってきて、
ゴタに、これは何か?とおたずね。
ゴタ :・・・(何やろ?お湯のみかな?)
店員さんに、尋ねてみる。。すると、
店員さん : ああ、これは、
ごはんをよそう杓子を立てておくものですわ。
ゴタ : ああ、聞いてよかった。
もうちょっとで、お湯のみや、
ゆうてしまうとこでしたわ。
店員さん : ははは。お湯のみとは、よかった。
何と、ラープスさん、その 「お湯のみ」
ならぬ、「杓子立て」をお買い上げ。
【道頓堀】
千日前通りを北へ渡ると、そこからは、道頓堀地区です。
ビッグカメラ(元、千日前デパート)前の信号で渡りました。
まず、法善寺横町へ。
お不動尊に、お水かけ。
バスガイドさんなら、バスの中で歌のひとつも、
歌って差し上げるところでしょう。
包丁一本、晒に巻いて、
旅に出るのも、板場の修行~
もちろん、修行というものは
世界共通。ドイツにもあります。
まず、「徒弟時代」があります。
親方の元で、見習い修行の年月を送り、
やがて、
「遍歴時代」を迎えます。
磨いた腕で各地の親方に仕え
さらに腕を磨く、という修行時代です。
この時代を経て、そして、
各地の親方に認められ、そうして、
ようやく、
「マイスター」 (親方)
として、承認されます。
何?
あんたのペットは、ハムスターやがな。
遍歴時代というのは、文字通り、
旅から、旅を重ね、各地の親方に
まみえます。道中のねぐらは、
大きな木の下です。
ドイツの大きな木といえば、菩提樹。
これは、ドイツを代表する樹木です。
日本が桜の木をもって代表させるように、
菩提樹がドイツの代表樹木。
バウムガルトさんも、ラープスさんも、
水掛不動さんに、たっぷり、水を振りかけます。
ゴタ : Oh, Look ! That ohudosan looks happy.
Because it's very hot today, even a god
wants to have water to cool off.
ああ、ほら、お不動さん、よろこんではる。
きょうは、暑いから、仏さまも
冷たい水がええのどすわ。
Ⅲにつづく
ゴタぴょん