Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険part2最終章 その④


   アラキの大冒険part2最終章 その④

  「・・・いいけどその前に回復させてよ。
 さっき裁きの礫を諸に食らってまだ体力が・・・。」
 とアノートが、マインドに言うと
 「うん。わかった。
 じゃあ折角だから僕がしてあげるよ。」
 とマインドが、僕達に言うと優しい光が辺り一帯に
 降り注ぎ、僕達は体の疲れがとれた。
 「じゃあ準備が出来たら話しかけてね。」
 とマインドが僕達に言った。
 僕達は、マインドに戦う準備は出来ているとマインドに言った。
 「それじゃあ始めようか・・・。
 久々に楽しめるといいな・・・!」
 こうして僕達とマインドとの勝負が始まった。
 「さあ、楽しもうよ!」
 そう言ってマインドが、2本の剣をぬき
 両手に構える。
 僕達は、マインドに攻撃を加えようとするが、
 マインドの圧倒的防御力の前に手も足も出ず、
 彼の技「進化の剣」に悩まされたが、
 彼に虫のジュエルを当てて体力をけずってゆき
 遂に僕達は、マインドとの勝負に打ち勝った。
 「・・・・・・・・・。
 うん。やはりここまでこれた実力は本物だね。」
 マインドはいったん押し黙った後、僕達に
 そう言った。
 「まあとにかく君達と戦えて楽しかったよ。
 ありがとう。
 お礼にこれをあげるよ。」
 そう言ってマインドは、ブイズの盾を僕達に
 渡してくれた。
 「我からも渡したいものがある。」
 そう言ってアルセウスが、僕達の方に近づいてくる。
 「よくぞこの厳しい環境の地を突破しここまで
 辿り着いた。これは我からの褒美だ。」
 そう言うとアルセウスは、僕達が抱えられないほどの
 宝をくれた。
 「すごーい!お宝いっぱい!」
 アルセウスがくれた宝を見てフュールが、歓声を上げる。
 「ホントにこんなにもらっていいの!?」
 アルセウスがくれた宝の量にアノートが、困惑して
 アルセウスにそう聞き返すとアルセウスは、
 「構わぬ。これからの冒険に役立ててくれ。」
 と言いきった。
 「ありがとうございます!」
 それを聞いた僕はアルセウスに深々と一礼する。
 「さて、もう下の方でも夜だ。君達もここまで
 来るので相当疲れただろう?」
 と言うマインドにアノートが、
 「そうね・・・。結構体力使ったわ・・・。」
 そう言うと今度はアルセウスが、
 「安心しろ。我がそなた達の家までテレポートで
 送ってやる。」
 それを聞いたアノートが、
 「本当にいろいろありがとう。
 じゃあお言葉に甘えさせて頂きます。」
 とアルセウスに深々と一礼したのだった・・・。

           アラキの大冒険part3序章その①に続く




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.