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シグキーリア


アラキの大冒険part3序章 その①


   アラキの大冒険part3序章 その①

   -アラキの大冒険part3序章 可能性-

  「またどこかで会えるといいね。」
 とマインドが、僕達に語り掛けてくる。
 「今日は久々に楽しめた。礼を言うぞ。
 また遊びに来てくれ。」
 と今度は、アルセウスが僕達に語り掛けてきた。
 「はい!こちらこそ色々
 ありがとうございました!」
 フュールが、元気よくお礼を言った。
 「では、飛ばすぞ。」
 アルセウスが僕達にそう言うと僕達の周り一体を
 眩い光が包み込む、眩い光が収まると
 そこには誰も居なかった。
 「・・・行っちゃったね。」
 とマインドが、ぽつりと呟く。
 「だな。」
 アルセウスがそれに続く。
 「してマインドよ。あの人間になにか
 心当たりはないのか?」
 不意にアルセウスが、マインドにそう尋ねる。
 「いいや。今回は僕も知らないね。」
 そう言ってマインドは、遠くを見つめる。
 「だけど・・・・・・暫く彼らの様子を見ようかなと
 思ってる。君の言う通り彼には役目があるかも
 しれないしね。」
 そう言うとアルセウスは、
 「そうか。」
 とマインドに短い返事を返す。
 「それにしてもこの時代は面白いね。
 今まで争いばっかり何にも面白くなかったし。」
 とマインドが、話の話題をかえてアルセウスに
 そう言った。
 「みな、お前の力を我が物にしようといていた
 時代もあったからな。この時代もどうなのかは
 わからんぞ。」
 そうアルセウスは、マインドに注意を促した。
 「わかってるよ。僕には強大な力がある・・・。
 だからこそ僕は僕の力を最大限に使ってくれる
 存在を見つけなければいけないんだ。
 自らの野望ではなく、平和を愛する者が
 それを守るために・・・・・・ね。僕だってそういう
 ポケモンと友達になりたい。
 今まで僕を友達になんて見てくれたポケモンは
 いなかったから・・・・・・。」
 「・・・・・・・・・。」
 アルセウスは、ただ黙ってマインドの話を
 そっと聞いていたのだった・・・。

               その②に続く




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