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シン・ドラマ汁


警視庁・捜査一課長 season2 感想文

警視庁・捜査一課長 season2 第5話
テレビ朝日 木曜夜8時~
▼東京タワー殺人事件
うん、私なら今回のサブタイはこうしますねw
シロガネーゼ何それおいしいの状態ですし。
シロガネーゼとは90年代後半に女性誌が作った造語で、白金付近に住むセレブな女性のことらしいですが、
白金はシロガネではなくシロカネと読むため、なんか頭の悪そうな言葉です。
東京タワーで殺人事件が起きたわけではなく、東京タワーが見える場所ってことなんですけどね。
関係が深かった会社からも東京タワー見えましたしね。

▼問題編
白金で優雅な服を着た中年女性が殺されており、セレブかと思いきや、女優になるため家出した娘を
青森から訪ねてきた主婦で、死ぬ前に会った時はジーンズ姿だったと娘が証言、何故縁もゆかりもない土地で、
わざわざ着替えて殺されていたのかが、事件の焦点となりました。
大事な公演前だからと、娘に邪険にあしらわれてから、被害者は2箇所に電話しており、
1つは中学の頃好きだった男性のところ、しかしどうもこの男性は、
一度は成功したものの今は落ちぶれていて、あまり事件に関係なさそうでした。
もう1箇所はIT企業でしたが、社長の男性は横浜出身といいつつ実は北海道で、こちらもあまり関係がなさそう。
捜査が行き詰まりそうになった時、事件現場付近のビルから、男性が転落死するという事件が発生。
しかも多量の万札とともに落ちたらしく、こちらも事件性が高いです。
調べを進めると、その男性被害者がIT企業の社長の幼なじみであることが分かり、
若い頃社長が起こした不祥事をネタに、ゆすっていたようなのです。
ということで社長に疑惑が集まりますが、相変わらず主婦との関連性が見出せませんし、
秘書の証言で両方の事件当時のアリバイが証明されました。
ここで考えていただきたいのは、被害者主婦が何故優雅な服を持っていたか、です。
実はこの服は、ある目的で自分で持ってきたものだったのです。
事件当日着替えたのは、偶然居場所を知ったある人物に会うためで、本来の目的ではありませんでした
さて、被害者主婦は何のために服を持ってきていたのでしょう?

▼解答編
まず犯人を先に明かすと、IT企業に勤める女性で、被害者の幼なじみでした。
犯人はその企業の設立メンバーで、昔は社長の恋人だったのですが、結婚相手には選ばれず、
仕事一筋で生きてきた女性でした。
学生の頃は頭もよく、友人だった被害者よりもモテていたのですが、いざ被害者と久々に再会してみると、
被害者は家庭を築き女優を目指しているような娘もいるのに対し、孤独な自分に引け目を感じてしまったんですね。
そんな犯人に被害者がこれからいくらでも幸せになれるわよと言ったところ、
昔は常に下に見ていた友人から上から目線の発言をされて、カッとなったんですな。
それでもみあいになって、いわゆるはぐれ死ってやつですな。
被害者は全然そんなつもりはなかったんでしょうにねぇ。
単に昔の友人に会えて嬉しかっただけだと思います。
前日の9係に続き、今回も女性同士のマウンティングの話ですな。怖い怖い。
あ、それで肝心の答えですが、被害者が持ってきた優雅な服は、娘の公演を見に行くための服でした。
ホテルで見た雑誌のIT企業の社長のインタビュー記事で、偶然友人の後姿を見つけ、
会いにいくためにわざわざ着替えたんですね。
もしこれが、着替えずに質素な姿のままだったら、犯人もさほど激昂しなかったかもしれないと思うと、
もう面倒くさいね、本当にね。
ちなみに犯人は大した役でもなさそうなのに丘まゆみが演じていたので、ドラマ見てる分には出落ちでしたねw
それと万札とともに転落死した男性は、社長から恐喝の対応を任されていた犯人が殺したものでした。
金をせびろうと犯人の後を尾けていた被害者男性は、犯人が被害者女性を殺すところを見てしまい、
それでさらに多額の金をせびったため、殺されてしまったんですね。
犯人の女性、激昂しやすいタイプだな~w
今までにも何かやってるかもしれないな!




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