Nicotto Town


五飯田八宝菜の語学学習日記


ゴタぴょんの日記2013年8月24日 Ⅲ

8月24日(火)  Ⅲ


Ⅱからつづく


【昼食はモレリアツアー定番のファミレスへ】


モレリアツアーの昼食は、およそ、8割の確率で、ここ、ファミレス、「さと」
にやって来る。

京都ハンディクラフトセンターのバイキング(15757円)が復活したので、
今度は、そこへ行きたいと思う。この値段なら、旅行会社も、OKを出すと
思うのだ。

我々ガイドのメリットは、この店では、注文の手助けがいらない。
みんな、タッチパネルで、注文が出来る。

タッチパネルには、日本語、英語、中国語の切り替え画面が出るので、
一度、英語にしておくと、あとは、みなさん、ご自由に、という感じ。

写真を見ながらの注文なので、説明不要。


その時間は、ガイドは、次の立寄地への電話をしたり、いろいろ、用事ができる。

8割は、ファミレス。では、

モレリアツアーの残りの20%は、どこへ行ったんだ?

 ハイ、「はり重」、「吉祥吉」など、 ちょーすんげー料理店ばっかりである。
 フィリピン、シンガポールなどの国からくる人は、 ケッコーお金持ちだっせ。
 ミシュラン二つ星の店って指定しはる人もおりま。



  【金閣寺】


 午後は金閣寺。 世界遺産手帳の続きを書こうと思ったが、
 部屋が散らかっていて、 テキストがどこかへ行ってしまった。
 テキストは旅行中だ。

 テキストがなくて、ガイドが勉強不足でも
 お客様に怒られない場所が金閣寺。
 なぜかというと、ここは、ひたすら、

 「Would you like me to take a picture
  of you with the Golden Pavilion ?」   
  写真撮りましょうか?金閣寺入れて。

 この言葉をひたすら繰り返す。 ありがたいお経文のように。
 そうすることによって、 不勉強は責められない。

 まあ、でもちょっと、

  「古都巡礼・京都21」(淡交社)

 でお勉強しまひょ。

 室町幕府は、どこにあったか?

 北小路室町である。 道路名は、今は、今出川通り。
 すなわち、今出川室町である。 ここに、「花の御所」、
 
 すなわち、室町殿があった。造営は1378年。
 1378年をどう覚えるか。

 一度見なはれ、花の御所、と覚える。

 16年間、そこで政務を執って後、その室町殿を息子(義持)に譲り、
 北山の別荘に隠居。  義満の奥様は、日野康子。
 
 この康子さまは、1407年に、後小松天皇のお母さん代わりに、
 面倒をみた人で、翌1408年に、
 義満のいる北山第に、後小松天皇が行幸。
 究境頂の扁額は、そのときに書かれたものと思われる。


 金閣寺でも、ガイド証の提示をしなければなりません。

 困った。


  「すみません。 持ってくるのを忘れたみたいで。」


  「いいよ。今度から必ず見せてね。」


  「ありがとう。」


  「いいけどさ。
     それないと、あんた、
     通訳案内士法違反でしょ?」


  「なんで?」


  「たしか、掲示を求められたら、
      見せることになってたと思うよ。」


  キャン。 あれは、第29条だったかな。
  お客様に提示しなければならないことになっている。


   「でも、金閣寺に見せろとはなっていないそ。」


  とも思ったが、いらんことを言って怒らせたら、
  400円で、拝観券を買わされる。
  ここはがまん。



  さて、本日も、例の石仏前の壺に、お賽銭です。
  チャーラさん、占い料金100円を投じます。

  チャリーン。

  金属の方の壺に当たったが、跳ね返って、はずれ。
  小吉ですな。


   (*⌒∇⌒*)


Ⅳにつづく
ゴタぴょん




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