焼き鵜
- カテゴリ:スポーツ
- 2017/06/07 11:07:46
私がかつて誰よりも愛していたスポーツ、野球。
確か、メジャーからやって来た助っ人外人が言っていました。
「地球の裏側にはもう一つのベースボール、野球があった。」
アメリカのベースボールは、ピッチャーが「打てるもんなら打ってみろ」と投げたボールをバッターが「こんちくしょう」と言って打ち返すシンプルなもの。
野手はそれを死に物狂いで捕球し、全力で投げ、走者は全力で走り塁を奪う。
スピード、パワー、コントロール、体力、それら全てを兼ね備えた選手が一流です。
日本人はどうしても、スピード、パワー、体力で劣ってしまうわけです。
だからそこに、ベースボールのルールブックのギリギリまで使った戦略を取り入れたわけです。
走塁方法や相手の考えていることを読む洞察力、相手の嫌がる事を考え、実行する戦略、そしてメンタル面を揺さぶったり、ブラフをかましたり・・・。
そしてスモールベースボールと呼ばれる、日本独自の「野球」が出来たのです。
かつて、野村克也という監督がいました。
彼は毎試合前に全選手を集め、ミーティングを開いていました。
「今日の投手はカウント2ボール1ストライクになると、スライダーを投げる確率が高い。そのスライダーを狙い打てばいい訳だが、ではそのカウントに持って行く方法を考えてみよう。」
選手は考え、自分の理論をミーティングで発表したり、レポートを書いたりしていました。
選手に考えさせ、教え、それを実行させていたわけです。
一方、「ミスター」などと呼ばれていた監督は「こうスーっと来たボールをブァッと打てばいい」などと教えていましたが、野村監督との内容の違いは歴然です。
では、現在の野球はどうでしょう。
監督はベンチにどっかと座り、腕を組み、戦況を見つめています。
ヒットが出れば喜び、凡退すれば首をかしげる。
試合後のコメントは「○○が良くあそこで打ってくれた。投手があの場面で良く抑えた。」
「打線が繋がらない。あと一本が出ていてくれれば・・・」
そんなもん、誰でも言えるわ。あんたはただの野球ファンか。
冒頭でこう書きました。
かつて愛した野球・・・
今私は野村氏の様な監督さんが現れない限り、野球を見るのが辛く、腹立たしいのです。
戦後の日本にスポーツ文化を起こそうと、読売新聞社がアメリカから持ってきた野球という球技。
野球がその役目を終えようとしていると、私は思えずにはいられないのです。
遅いお返事ごめんよ。
ひっかかったのは、なめだけの様だ。
確かに時代が変わったってのはあるだろうけど、あの頃の何が起こるかわからない野球を知っている者が居なくなったって事だろうなぁ・・・。
野球関係者も含めてね。
だって解説やってる元プロの言ってる事も、首傾げるもん。
遅いお返事こめんなさい。
盛り上がって入るんです。
だって、あんなに負けている神宮球場の観客動員数は増えているんですよ。
もう訳わかりません。
私とは見ているモノが違うのでしょうね。
遅いお返事ごめんなさい。
初心・・・だって野村氏のノート、球団は所有していないらしいですよ。
あの頃は手書きノートだったから、ノートは選手個人の所有らしいです。
カツノリ!ノート出せ!
「焼き鵜」っていうから、何かおいしい物の話かなと思ったら・・・
見事に引っかかった…( ;∀;)
今は、野球以外の面白い球技のゲームにアクセスできるチャンネルがいっぱいあるから、
時の勢いというか、仕方がないのかな?
まぁ、国民的関心事ではなくなったことは、事実だね。
「がんばれベアーズ」のように、初心を思い出して!