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シン・ドラマ汁


CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 感想文

CRISIS 公安機動捜査隊特捜班 #9
フジテレビ 火曜夜9時~
▼前編
今回は、次回の最終回に続くストーリーの前編でした。
今まで特捜班は平成維新軍と名乗るテロ組織や新興宗教団体などと戦ってきましたが、
今回は恐らく一番厄介なラスボス的な敵になりそうです。
その名は結城雅、稲見の自衛隊時代の同期で親友、稲見に言わせると、
自分など比較対象にならないくらいの優秀な特殊部隊員だったらしいです。

▼脱柵
珍しく冒頭から10分ほどかけて、オフの日の特捜班のメンバーの様子が描かれました。
前後編なので余裕があるんですね。
オフの翌日、稲見は鍛治から呼び出され、結城から連絡はなかったかと聞かれます。
当然なかったわけですが、なぜ鍛治がそんな質問をするのか気になって尋ねたところ、
結城が休暇後に姿を消し、捜査対象になっていると言うのです。
自衛隊などの軍事力を持つ組織から脱走することを、脱柵というのですね。初めて知りました。
それにしても、警備局長の鍛治が直々にヒラの捜査員に問いただすなど、ただ事ではなさそう。
しかし鍛治はそれ以上のことは語りませんでした。
後日、恋人の芳に会うため、いつものバーに入ろうとした稲見は、結城が後をつけてきていることに気づきます。
しばらく身の上話をした後、結城はこの国を変えたいと言い出し、稲見に仲間になるよう誘ってきたのです。
言い合っているうちに、警邏中の警官が稲見たちに近づいてきたため、結城はあっという間に
警官から銃を奪い羽交い絞めにして、気が変わったら数日後あのバーに来いと言い残し、
警官の足を撃って逃走してしまいます。
ここで不幸中の幸いは、稲見が芳と交際していると、結城に気づかれなかったことです。
稲見は芳に仕事でデートには行けなくなった、しばらく会えない、バーにも行けないと電話し、
しばらく彼女との接触を避けることにします。

▼偵察
稲見は結城を確保するため、約束の日、バーの中や周辺に特捜班のメンバーを配置し、結城を待ちました。
しかし結城は姿を現さず、仕方なく稲見たちは撤収、付近に止めていたワゴンの中で落ち合いました。
これは結城の罠で、彼は稲見が仲間にならないであろうことを薄々感じていたのでしょう、
バー付近のビルの屋上から、稲見とほぼ同時に同方向へ移動する人物の顔をチェックしていたのです。
結城が目をつけたのは、非力そうな大山でした。

▼爆発
結城は大山が出勤して特捜班の部屋の扉を開けた時、彼女を拘束して脅し、部屋の中に入り込みました。
特捜班の扉は二重になっており、大山は咄嗟に、中側のロックを解除する時に緊急警報のコードを入力し、
緊急事態が発生したことは特捜班の全員に伝わったのです。
そこで結城は大山に警備局が保有する、大臣などの要人のデータをメモリにコピーするよう要求。
コピーが終わる頃には特捜班のメンバーが扉の外に集結していたのですが、
中に入ると、結城は大山を盾にして一切の隙を見せません。
大山を解放して外に出た結城は、扉のキーロックを破壊、特捜班を部屋に閉じ込めてしまいます。
残された特捜班のメンバーは、部屋に紙袋が置いてあることに気づきます。
それは爆弾で、樫井ですらすぐには解除できるようなものではありませんでした。
ビルから出た結城は稲見に電話をかけ、籠から解放すると言って起爆装置を作動させたのです。
大きな爆煙がビルの窓から吹き出て、通行人たちが右往左往する中、結城は悠々と去っていきました。
爆発のあった部屋の中には、特捜班のメンバーたちが倒れています…
彼らは、そして爆発寸前に爆弾を持って走っていった稲見は、どうなったのでしょうか…。
今回はここまでです。

▼予測
最初の方で、田丸に中国系のスパイらしき男が、例の教会で接触して来ましたが、
一体あれは何だったんでしょうかね。
今回は結城の独り舞台でしたが、そもそも彼が単独行動をしているのかどうかはまだわかりません。
次回予告を見ると、どうも結城の動機は私怨であるような感じですし、
中国系のスパイに利用されて動いている可能性は十二分にありますよね。
今のところターゲットは首相のようですが、スパイと結城の最終的な目的が違うことも考えられます。
普通のドラマなら、最後に敵をやっつけて終わり、なのですが、こと金城のドラマとなると、
どんなラストが待ち受けているのやら、さっぱり予測がつきません。




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