おスズ軍団にお願いする。
- カテゴリ:ペット/動物
- 2017/06/08 08:21:14
梅雨前に少しはと考え、草むしりに精出したのはいいんですけど、
あっという間におスズ軍団(スズメさんを我が家ではこう呼ぶ)の来襲。
柔らかくなった土に、砂浴び用の穴ボコをあけまくる。もう10個以上できた。
キミたち、体に草のタネつけて来るでしょ? それ、困るの。
まず水浴びして、身綺麗にしてから砂浴びしてちょーだいよ。
今庭に蔓延ってる雑草の殆どはキミたちが持ち込んだのではないかね。
葉っぱが小さいくせして根っこが10cm以上、大根みたいに伸びるヤツ。
これ、キミたちが運んできたよね? 越した当初はあまり見なかったもの。
運ぶなら、抜きやすいヤツとかキレイなヤツにしてちょうだいよ。
少しは小さいヤツを抜くの、手伝ってくれてもバチは当たらないよ。
丈夫なクチバシとアンヨがあるじゃないの。ノルマ一羽三本と決めて、
門の横に積んだ抜いた雑草の山に置いとくだけでいいからさ。頼むよ。
あと、月曜と金曜が燃えるゴミの日なの、分かってるよね?
週一回でいいからさ、庭の隅にうず高く積んだ枯れかけの雑草を、
ごみ集積場まで運んでくれてもいいでしょ? みんなで力を合わせて。
そうそう、なぜキミたちはブルーベリーとヒメリンゴを食わんのだ。
食べていいんだぞ。シダレモモの実も、食えるか分からんが挑戦しろ。
イチゴも許す。ほっとくとヒヨドリが食べちゃうし。
とにかく、です。なぜ人が庭をキレイに整備するとすぐ来るのですか。
嫌味ですか。嫌がらせですか。手入れしてない庭は無視するんですか。
そこに座りなさい。少し話しましょ。近所づきあいの基本を。
家人に尋ねると、昼間スズメの声などしないと言い張るのです。でも穴ボコがそこら中に。
ヤツらは昼日中、忍者部隊の如く次々に庭に現れ、無言で砂埃だけ立てているのです。
昨朝重点的にやった場所に今朝も穴が増えた。人間のスパイがおスズに伝えてるにチガイナイ。
「ななななにを仰いますやら。おスズ様方の回し者だなんてそんなななな」
「あ、ユースケさんの雑草むしり技術は極めて高く評価されておりまして・・・」
「誰から聞いた、・・・って・・・えええええと、そそその、うーと、いやその実績といいますか、その、10個以上というそれ自体がその証明でして・・・」
(逃げっ)
あ、家人・娘と全く同意見だ。うーむ。おかしい。私の脳内に疑念が湧いている。
A:おスズ軍団が実は家人・娘の回し者である B:家人と娘がおスズ軍団の回し者である
C:世の全ての人間がおスズ軍団の回し者である →きっと正解はCだ。マチガイナイ。
と、どこかでおスズさんが叫んでますw
可愛いのは認めるのです。大好きなのです。でもですね、クヤシイのです。
太い根の雑草を苦労して抜いた跡にできた、土の柔らかい場所をみんなで探して、
そこら中で砂浴びしてるんです。私の雑草むしり技術を評価されてるみたいです。
可愛い襲来だ。