町内会について
- カテゴリ:日記
- 2017/06/16 15:53:45
今回は、何かと現代で問題になっている、地震や津波など大災害時の統制もふまえて
現在日本では国 県 府道 市の順に治めていく単位は小さくなっていきます。ここKSG市ではそれについで区(ブロック別) 会(町内会) 組 とさらに細分化
まあ、市の場合は市の職員(公務員)がその専門の業を行っています。
しかし、自治区 町内会 の場合は 全くの場合ボランティアであり、市や県の場合は市民税 県民税は給料所得から強制徴収なのに対し、町内会費 自治会費は 加入は自由であり 加入しなければ支払い義務は無し どころか 役員すらやらなくて良い。
来年度から自分も町内会の役員が回ってきて、役がまわってきたのですがが、この辺りではもう加入者が超高齢で、体調やらの問題で役が出来ない人が続出!
自分は地元で生まれ育ち、近辺は代々田んぼやってた農家が多く、今だ町内会組織が残っているので、まあ出来る範囲の事はお手伝いしようとは思っていますが
はたして現代において町内会組織にメリットか有るのか?
とその問題点やら有用性など、今まで何の関わりも無かった世界なので ちょっと洗い出そうと、早速会則やら市役所の発行物や過去のアンケートなどを入手し読んだ所です。
まず、町内会組織の成り立ちは、第二次大戦中の大政翼賛会 当時の首相(近衛氏)らが主導で隣組(班組織のような)を推進した事がスタートであり
当時、不測の事態に備えるため最小の単位をそれとし、その時に起こるであろう混乱を最小限に抑え社会構造の維持等を目的に、考え出されたシステムとは間違い無さそうです。
それ以前からも情報の伝達方法として数軒単位を最小組織とした構造は自然発生的に存在はしてはいたと
現代ではすでに、かなり以前から生活様式の変化により、その最小単位(町内会)システムの運営が難しくなり、相当の問題点をかかえながら、検討を先伸ばしにてきている現実はありますね。
自分だって、メリット無いのに金だけ払わされて 役員やらされて 加入しなければそんな事しなくても良いし、何の不自由も無く現代日本国で生きて行けるぢゃん
しかも今や 携帯SNSで緊急情報も入手できるし
テレビ ネットも有るし
とも思いましたが
しかし、一方こないだの大震災や太陽フレアなど 電気が無くなればそれらは何の役にも立たなくなることも経験しましたので
まあ、あっこまでめちゃめちゃになれば、町内まるごと無くなりますがσ(^_^;)
必要で有るなら今のままではいけないでしょう!
実際、集合住宅や就労ビザ外人など複雑な問題がある事は事実なので、国もなかなか介入し辛いので現行では各県府自治体に任せる。 として言い方は悪いですが見て見ぬふりをしています。
そして現実では、市役所の仕事を町内会にやらせる代わりに補助金を計上しており、国も組織には税金免除などの優遇措置は従来から行っているようです。
市役所が全域を隈無く管理する事が難しいのかもしれませんが、会員としては市民税払ってるのに又 町内会費?払うの?
祭りや行事に一度も参加しないのに役員やらされてさらに、会費まで払わされるなら加入しない!
との意見も理解できます。しかも、会費はいくらでも各自治区・会により自由に設定可能と
更に、1つのマンションでも単位として町内会と申請で通れば税金免除 自治体で決め事が無ければ、一軒からいくら会費取っても国の法的にはOK それを他の運用に回しても 経費ごまかしてポケットに入れても・・・!
実際 ここでも会合に参加した人にはお疲れ様のペットボトル茶が配られます。来ない人はなし。
以前は、酒やスルメも出ていました。子供の頃に記憶が有ります。
ではメリットは?
A、はい。それは市が市民税で行っていますので、ゴミ出し場所や回収方法は本来市が考えるべき事です。
Q、ぢゃ、夜間道路の街灯が無くなったら治安に問題が出るのでは?
A、道路照明等に関しては、交差点や横断歩道 見通しの悪い場所等 交通の安全に関わる場所に 道路管理者(市や県)が設置 及び維持管理を行っています。
なお、防犯灯に関しては各町内会が設置 電気代など含めた管理を行っていますが、市から補助金は出ています。
なので、市のやる仕事をやらされているとも言えます。
さらに、助成金で足りない金額や電気代(KSG市1/2)は町内会費から支出されているなら、加入者だけが同じ国民にもかかわらず、負担を強いられています。
未加入者もそれを利用している訳です。
その他、祭りや行事にも助成金は出ていますが、やらない自治区 町内会には、出ませんので不公平です。
又、ここでは加入世帯に対し年 600円の助成金が支払われていますが、それを止めてその金額で郵送通知してもらえれば、回覧板を回す必要も有りません。
ちなみに、某市では各世帯に一回のみ申請できますが、防犯カメラの設置に4/5の助成金が出ます。限度額は一万円(笑)ですが…
これをここでは 町内会に対し年一回 1/2の費用(限度額50万円)助成
ちなみに、神社などの祭礼関係に関わる費用の会費の捻出は、さまざまな思想や信条の住民で構成されるが故、助成金の目的から相応しく無いとは記されています。
…では、現代における自治区・会の意義は何?
と云う結論に辿り着いてしまいます。
これを活かし、災害時等に力を発揮させたいのなら、やはり国が手動で抜本的な見直しを行うべきであり、そうでなければ、完全なる趣味のボランティアなので、税金の優遇措置や国からの支援は一切行うべきではない。
必要であると思われる、防災マップの掲示や災害時情報伝達、などは国民が均等に利用できるよう、町内会加入者だけの防災マニュアルは意味があるのか?
市長始め市の職員は給料を貰って市民の為の仕事をします。
しかし、区長 会長 その他役員は ほぼボランティア?(ちなみにここ町内会長の報酬 年3万円)
金が欲しい訳では有りません。
公務員はなりたくてなりますが、町内会長はいやでも ほぼ持ち回り!
そんな趣味の人が世の中沢山いれば良いですが
強制的なボランティアは、ボランティアなの?
近所同士 住民同士 コミニュケーションを多く取る場が有り 仲良くやっていければ それは良い事だと思います。
しかし、役員がいやいや行う マンネリ化した 面白味も無い行事に 参加する人も少なくなって当然です。( ̄^ ̄)
なんたって素人がやっているのですから
又、情報漏洩やら ハラスメントなど 過去に無かった様々な問題が運営の支障にもなっています。
無くすなら無くす。
存続するなら、在り方を根本的に見直すべきでは無いでしょうか!?
てな具合の↑文章は ネット探せばいくらでも出てきます。
じゃあどうするのか?
つづく
長いわwwww