タケシの武勇伝…(8)
- カテゴリ:自作小説
- 2009/09/27 02:42:56
学校から歩いて10分くらいのところに、3mくらいある高い塀でぐるりと囲まれた大きな屋敷があった。
渡された地図を何度も見直したタケシは、内心気圧された気分で玄関の表札をながめた。そこには間違いなく「佐々木」と書かれてあった。
「間違ってないよなぁ……しっかし、すっげえデケー家だなぁ…まあ、聞いてみれば分かるだろ」
思わずこんな独り言を口走ってしまうほど大きな玄関だった。
タケシは、玄関の入り口にあるインターホンを押すと、何気なく塀の上に目をやった。そこには、じっとタケシを写しているカメラがあり、時おりジーっという音をたてては写す位置を変えていた。なんとなく、エレベーターで見知らぬ人と一緒にいるような気まずい感じがした。
「はーい、どなたでしょうか?」と、インターホンから女性の声がした。
「○○高校から、真也さんのプリントを持ってきた者ですが」…と、タケシは応えた。
「あ、そうですか…わかりました。それなら申し訳ありませんが、正門の方に回っていただけますでしょうか…そこから右に進んで角を曲がってちょっと進むとそこに正門がございますから!」…と、説明に慣れた調子の声が返ってきた。
…え~、これって正門じゃないのかよ!
タケシは屋敷の大きさにまた驚いた。
言われたとおりに角を曲がり、50mほど進むと、さっき玄関だと思ったところの3倍はあるデカい門の前に出た。タケシは、遠山の金さんに出てくる北町奉行所みたいだと思った。でっかい木造の門扉の横に小さな入り口のあるところなど実際に見たのは初めてだったからだ。
…なんだか入るのいやだなぁ。まあ、出てきた人にプリントだけ渡して帰ればいいか
そう思った矢先、横の小さな扉がキイーという音をたてて開いた。そこには、ペンギン服を着た初老の男性が立っていた。ちなみに、タケシは燕尾服という名を知らなかったので、いつもペンギン服と呼んでいた。
「シンさ…、いや、信也さんにプリントを持ってきたのですが」
タケシは、さっさとプリントを渡して帰ろうとした。すると、その初老の男性はプリントを受け取ろうせず、「伺っております。どうぞこちらへ」といって、中へ入るように手招きした。
その男性の丁寧な態度には、とても断れそうもない威厳にも似た雰囲気が漂っており、完全に気圧されたタケシは、言われるままに入り口から中へと入った。
すると、そんなタケシの目に教科書でしかみたことのないどこかのお城みたいな建物と庭が飛び込んできた。
…ここは日本じゃねえな。
こんなことを考えながら、タケシは招かれるままに建物の方に進んでいった……
※※つづく※※
これから先の展開がまったく予想できません。何やら事件の気配ですが…頑張れタケシ君。
もうちょっと真剣に観察してみる。
でも、まだまだ全然気持ち止らないから
ゆっくり観察してみる。
今ね、元彼にまだ全然未練あること、
悪いけどたまに比較しちゃうこと、
前略でみちゃったこと、今の気持ち
全部彼氏に言ったよ。したらね、
わかってくれたんだ。しっかり理解して
くれたよ。くーとか他の友達とか周りの意見
も大事にしながら自分の考えしっかりもって
大切に考えてくね。答えてくれてありがと。
ついでに、ス・テ・プ・★
今朝、元彼のリアル見たら
最近連続でコメしてる女の子いて、
んで、気になって前略見てみたら
昨日更新されてて、その子の
名前書いてあった。今日、実は
元彼との記念日で、先月から
27日いいことないやぁ。新しい
彼女できちゃったし、めーるも
気ぃつかってできないじゃんね∑
でもね、「兎に角主張したいこと」て
項目の答えが「ゆっくり進む」だったんだ。
もうちょっと早く、あたしがまめに
めーるしとけば、話題ないなりにも
めーるしとけば、戻ってきてくれたかなぁ?
彼女作ったりしなかったのかなぁ?
やだよ。あたし以外の人に「大好き」て
言って守れない約束ばっかして
嘘ばっかついてそのうち、おそろいの
めあどまで変えられると思うと
頭が真っ白になる。でも、あたしも今いちお
彼氏て存在はいるじゃん?だから「まあ、あたしも
いるっちゃあいるしね」てなんとか軽く
できたけど、もし、1人でずっと強く想いすぎてたら
きっと今日崩れてた。ずるいしわるい事だけど
あたし自信のただの強がりのために今の人の存在
利用してるみたいで罪悪感。くーと話したあと、
もう1回様子みようと思ってめーるとか続けたら
いいとこほんの少しずつだけど見えてきたよ。
でもやっぱ頭は、心は、元彼でいっぱいだよ。
苦しいよ。辛いよ。もどかしいよ。早く別れればいい
て悪い考えまでもっちゃう。くー、どおしよ..