貴族探偵 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2017/06/20 16:51:17
貴族探偵 #10
フジテレビ 月曜夜9時~
▼最終章
今回は次回最終回に続く前編のストーリーでした。
ていうか、打ち切りを心配したのに意外と長いですねw
6月いっぱいまで放映があるみたいです。
こっちはいろいろな意味で楽しみに見ているので、終わるのが遅いのは歓迎ですけどね。
愛香は自分が調べたことと、鼻形から教えてもらった僅かな事実から、
貴族探偵がシンガポールを拠点に暗躍する政宗是正という人物で、
正宗について切子が調べようとしたため、貴族探偵の手の者、恐らく鈴木という秘書により、
崖から突き落とされ葬られたのではないかと、貴族探偵に詰め寄ります。
しかし貴族探偵は、何も証拠がないと一蹴し、もし愛香が1度でも探偵としてちゃんと事件が解決できたら
真相を教えると約束するのですが、その後使用人たちに「そろそろケリをつけよう」と言うのです。
▼星見荘
愛香の元に差出人が不明の手紙が届き、神奈川にある星見荘に来るようにと指示が書いてあるだけで、
後はお金が入ってました。
罠ではないかと薄々感じつつも、切子の死の真相が知りたい愛香は星見荘に赴きます。
星見荘はその名の通り、美しい星空が見られる家で、今はシンガポールを拠点にする武器商人の
大富豪・具同家が所有しているのです。
星見荘は別荘で、愛香が招かれた日は、具同家の令嬢・真希の誕生パーティーが開かれるとのことでしたが、
実は、具同家の直系の長男で、真希の従兄に当たる具同弘基のところに、
弘基が1年前の真希の誕生パーティーの時に、事故死した男性を殺したと告発する脅迫状が届き、
真希は貴族探偵に相談しようとしたのですが断られてしまい、友人の玉村依子が愛香を紹介したというわけです。
依子も星見荘を訪ねてきたのですが、イタリアに行かなければならないと、すぐに出て行ってしまいました。
パーティーの席上で、手が早いと評判の弘基は、依子に借りたドレスで美しく着飾った愛香を口説くのですが、
愛香が貴族探偵のことを調べていると知って、後で自分の部屋に来たら、知っていることを話そうと言うのです。
▼昨年の事故
パーティーの席上で、真希は弘基に脅迫状が届いていることを参加者に知らせました。
去年の事故とは、真希の兄・佳久の大学の友人が、真希の誕生パーティーに呼ばれ、
星見荘に面する湖で水上バイクを走らせているうちに、横転して死亡したというもの。
もちろん不幸な事故として片付けられていたのですが、弘基と具同家の外戚にあたる国見奈和は、
2人で「証拠はない」「誰にもバレないはず」などと、怪しげな会話をしていました。
何やら秘密があるようです。
そして、その脅迫状の内容を知った、パーティー参加者の1人・有岡葉子はショックを受けました。
葉子はやはり佳久の大学の先輩ということで来ていたのですが、実は事故死した男性の恋人だったのです。
▼登場人物まとめ
ではこのへんで、登場人物をまとめておきましょう。
>具同弘基♂…具同家の跡取り息子。
>具同真希♀…弘基の従妹。体が少し弱い。誕生パーティーの主。
>具同佳久♂…真希の兄。大学生。
>有岡葉子♀…佳久の大学の先輩。昨年事故死した男性の恋人。
>国見奈和♀…真希の母方の従姉。弘基と何やら秘密を共有している様子。
>平田早苗♀…具同家の優秀な家政婦。
▼そして事件は起きる
その夜、弘基から貴族探偵のことを聞きだそうと、愛香は弘基の部屋を訪ねるのですが、
部屋の鍵が開いていて、中に入ると弘基が倒れて事切れていました。
そばには部屋にあったオスカーくらいのサイズの血がついた銅像が落ちていました。
この銅像は、参加者が来る前に真希が4つほど持って、各部屋に1つずつ置いていました。
自分がやりましょうという家政婦の早苗に、これは自分でやりたいと言っていたので、
この像にも何らかの事情がありそうです。
弘基が絶命しているのを確認した愛香は、何を思ったか、次に有岡葉子の部屋に行きます。
すると葉子も部屋の中で倒れていたのです。
こちらも死んでいたように見えましたが、本当に死んでいたかどうかは不明です。
愛香は携帯を取りに部屋に戻り、鼻形に電話をかけている時、弘基の時の凶器と同じタイプの像で、
何者かに頭を殴られ昏倒してしまいました。
その後、貴族探偵が愛香を抱えて廊下を歩く映像が…。
一体この館で何があったのか、愛香はどうなってしまうのか、次回に続きます。
まだ事件は始まったばかりで、推理のしようがないので、今回はここまで!
ただ、何故愛香まで殴られたのかは不明です。
貴族探偵が愛香を狙ったのなら、弘基や葉子まで襲う必要はないわけですしね。
貴族探偵は、愛香の死体を葬り去るというよりも、愛香を助けるために運んでいたような気がします。
だって死体を葬り去るような雑事は使用人に任せるでしょうしw
生きているなら愛香だって立派な女性ですから、女性を助けるのが仕事と豪語する貴族探偵なら、
運んでも不思議はないですからね。
次回はこの貴族探偵の正体まで分かるわけですよね。楽しみですね。