<新番組>ブランケット・キャッツ 感...
- カテゴリ:テレビ
- 2017/06/25 16:33:06
<新番組>ブランケット・キャッツ 第1話
NHK 金曜夜10時~
▼どんな作品?
家具の修理工房を1人で営む主人公・椎名秀亮が、2年前に先立った妻が残した7匹の猫の飼い主を探しながら、
飼い主の希望者やその家族と触れ合っていく、ハートウォーミング・ヒューマン×アニマルストーリー。
クライシスで激しいアクションを見せてくれた西島秀俊が、180度違うキャラの主人公を演じます。
ブランケット・キャッツというタイトルの意味は、猫を譲る時、その猫が好きな毛布などを一緒に譲渡先の家に
持っていき、猫が元の家を恋しがってしょげたり逃げたりしないようにするための行為を指しています。
原作は重松清の同名小説。
初回の再放送は29日の0時10分から。(水曜深夜)
▼猫好き必見
初回見た限り、主人公の椎名は1人で工房を経営しているため、7匹の猫の世話は相当重荷。
それでも妻が残した猫たちを見捨てるわけにはいかず、新しい飼い主を探しているのですが、
相手が少しでも気に入らないとすぐに断ってしまうという、なかなか偏屈な人物です。
そして猫たちを家の中で飼っているため、小さな工房は猫だらけ。
常に視界に猫がいる状態で、作業をするにもかなり邪魔そうですw
この猫たちが、さすがドラマに出る猫だけあって、おとなしくて人懐こい猫ばかり。
猫って気難しい生き物なので、飼い主以外に懐かなかったり、遊び好きで暴れてばかりいたり、
人間と同じでいろんな性格がいるんですよね。
ドラマに出ることができる猫の性格は、限られてくると思います。
そして皆ツヤツヤしていて若くて可愛い。
もうこの猫たちを見ているだけで、なんだか幸せな気分になってきます。
この猫たちを、ドラマの中では西島が世話をするのですが、そのシーンが本当に癒されますね。
もうドラマとかどうでもいいから、50分ずっと西島と猫だけでいいわって思っちゃうくらいw
今回は猫と一緒に起床するところから、餌やり、トイレの世話、爪切りなどのシーンがありましたが、
次回もまたやってくれるでしょうか。
▼登場人物
椎名の幼馴染で動物病院を経営する獣医・藤沢美咲と、その病院の動物看護士・水島楓、
そして椎名と美咲が常連の食堂の女将・佐伯奈緒子、その娘のさくらがレギュラーです。
あと椎名の亡き妻も回想シーンに出てきますね。
楓は美咲と椎名をくっつけたいと思っていますが、本人たちはそんなつもりはなさそう。
椎名は亡くなった妻の思い出を引きずっているのですが、美咲は椎名を好きみたいなんですよね。独身ですし。
ただ表向きは完全否定してます。まぁよくあることですねw
奈緒子は椎名に後妻を紹介したがっているようですが、椎名には全然その気はないようです。
▼身代わり
今回は、死んだ猫とそっくりな猫を探す若い女性とその家族のお話でした。
認知症を患う祖母が、養護施設に入る前に、一晩だけ長男である父の家に泊まりに来るのですが、
その家では以前ロンロンという猫を飼っていて、祖母が大変可愛がっていたのに、
3ヶ月前に死んでしまったと言うのです。
椎名の7匹の猫のうち、ペコというオス猫がロンロンにそっくりで、その女性・ヒロミは
ぜひペコを引き取り、祖母に会わせた後も飼いたいと言ってきました。
言わば死んだ猫の身代わりなので、椎名は最初断りますが、ヒロミの熱意に負けて、
3日間だけトライアルとしてペコを預けることにしました。
帰ってきたヒロミの祖母は、ペコをロンロンと思い込み、ヒロミの作戦はうまくいきましたが、
祖母は以前息子からヒロミに恋人がいることを聞いていて、その人と会いたいと言い出します。
今はその恋人は転勤で福岡に行っていて、恋人の関係も自然消滅したような状態で、
ヒロミはなかなか切り出せないでいたため、椎名に恋人のふりをしてくれと頼んできたのです。
椎名はこっそり家の様子を見に行ったりしていたくらいなので、ペコの様子も気になっていたからか、
その無茶ブリを承諾します。
行った先では、うまく恋人を演じることができず、よそよそしくなってしまったため、
ヒロミの祖母に「夫婦になるんだからケンカしないといけないよ」と言われてしまいます。
もうかなり認知症が進んでいるのですが、何か感じるものがあったのでしょうね。
その後、意を決して恋人に電話をかけたヒロミは、すぐ来るようにと言いつけます。
そして祖母に恋人のことで嘘をついていたことを謝り、椎名には猫を返すことにしたのです。
あっそこ返しちゃうのって思いましたけどねw
連続7回で猫も7匹なので、1匹ずつ片付いていく形式かと思ったら、どうやら違うようです。
ひょっとして結局7匹手元に残ってしまうのでしょうかw