さえずり
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/07/01 14:24:23
雨の中
鳥のさえずりが聞こえる
あなたは誰に
その声を聴かせたいのか
高く澄んだ音色が
雨粒に反射する
その姿は見えない
声は庭の緑に吸い込まれていく
誰かを呼んでいるのだろうか
想いを伝えたいのだろうか
母ですか
父ですか
兄妹ですか
友ですか
それとも
愛する人ですか
雨の中
鳥はさえずる
わたしも鳥になりたい
そして想いを伝えたい
心の叫びを
流れる清らかな水のように
聴こえますか
あなたへと
今日は
たまたまのお休み
雨が降ったりやんだり
梅雨らしいお天気
やたら朝から鳥が鳴く
たぶん3種類
でも
姿が見えません
なんとなく
心が反応しました?
そうなんですよ
どこで鳴いているのか
最近かなり聞こえてきます
気温が下がってひんやりとしたら
ホント高原みたい
まぁたまにカラスの声や
猫の鳴き声も聞こえますけど^^
雨の音と鳥のさえずり
目を瞑ると… どこかの山荘にいるみたい?
眠くなってきました…
鳥のさえずり
空にこだましていました
会話をしているみたい
自由って感じ
梅雨のもう一つの晴れ間かな?
誰のもの
誰のものでもありません
耳を澄ませる
君の声