Nicotto Town



あ。痛い。今、僕は胸に痛みを感じた。なにかが突き刺さったような、締め付けられるような、鈍い痛みだ。一体これはなんなんだろうか。何かの病気なのだろうか……。


八月。蒸し暑い空気に潰されそうな日中。そこで彼女と出会った。どこの誰かなんて知らないけれどなぜだかとても身近に感じた。

話しかける勇気はなかった。それでも関わりを持ちたくて、気づいて欲しくて、ただ彼女をみていた。「はじめまして」こちらを見るでもなく言った彼女に僕は戸惑った。

振り向く動作が何故だかとてもゆっくりに感じて、微笑んだ彼女がとても素敵で、ひどくどぎまぎした。

なにも問うては行けない気がして、何でもない、当たり障りのない会話をした。なぜだかそれが心地よかった。

特にこれといったことを話すこともなく、ただ「さようなら」ではなく「また今度」と言って別れた。


本当に、彼女はどこの誰なんだろう。なにも訊かなかったことを今更後悔している。

名前も知らない彼女のことを考えていると、まただ。

あ。痛い。
あなたは今、どこにいますか。
あ。いたい。
あなたは今、何をしていますか。
あいたい。
僕は今、あなたにまた会いたいと思っています。


あ。いたい。

それは恋の病。



下手くそな文章失礼しましたm(*_ _)m







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