ブランケット・キャッツ 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2017/07/29 17:33:43
ブランケット・キャッツ 第6話「助手席のブランケット・キャット」
NHK 金曜夜10時
▼テレビに異変2
地上波が映らないと思っていた台所のテレビとビデオは、何もしてないのに昨夜復旧しました。
どうやら20日から始まった携帯電話の試験電波の影響だったようです。
昨夜から今日の昼にかけて全然だめだったんですが、夜の7時過ぎにいきなり復旧しました。
これに関して、月曜に業者の人が来て調査をする予定になっています。
うちはちょっと小高いところにあって、近所に携帯電話の基地局が多いのと、
元々テレビの電波が入りづらい、いわゆる難視地域になるためだと思います。
もし試験電波が試験でなくなったら、いつテレビが見られなくなるか分かりません。
この状態はさすがに困ります。基地局を爆破したい気分です…。
▼前編
今回のブランケット・キャッツは、次回の最終回で完結する2話続きの前編でした。
最終章らしく、3つのお話が絡む少しだけ複雑な内容となっています。
まず1つ目は、主人公・秀亮が前に務めていた会社から、再就職してフランスにできる
支社に赴任してくれないかと、打診があった話です。
とはいえ秀亮はけんもほろろな応対で、とりつく島もありません。
偶然客を紹介するために店に来ていた美咲は、過去にとらわれ前を見るつもりがないなら、
もう好きにしたらいいと、またケンカになってしまいます。
秀亮の元にはまだ猫が4匹残っていることもあるでしょうが、
やはり仕事にかまけて妻の相手をしてやれなかったことに、積極的になれない主な原因があるのでしょうね。
今回の回想シーンで、猫を夜に動物病院に連れて行きたいと言う妻を無視して、秀亮が車を出さなかったため、
歩いて動物病院に向かった妻が交通事故に遭うというシーンがありました。
その時に連れていたのが、今回トライアルに出されるクロだったのです。
▼10のやりたいこと
さくら食堂の女将が、秀亮にまた見合い相手を紹介してきたのですが、それが今回のメインゲスト・たえ子でした。
たえ子は30年間文具店で働いてきた、バツ2で今は一人暮らしの女性。
秀亮より少し年上です。
秀亮が猫の飼い主を募集していることを知ったたえ子は、秀亮の工房にやってきます。
前から猫を飼いたいと思っていたと、黒猫のクロを選び、古ぼけた小さなアパートに持って帰りました。
秀亮は家をチェックして、まじめそうな彼女を信用してクロを預けたのです。
しかしたえ子は、翌日レンタルした外車で、クロを連れて遠出します。
どうやら大阪まで行くつもりで、その日は伊豆の高級旅館に宿泊するとか。
たえ子は死ぬまでにやりたいことを10挙げようとして、8つまでしか思いつかなかったのですが、
猫を飼うこと、外車に乗ること、高級旅館に泊まることも、その8つのうちの3つだったのです。
猫を飼うこと、外車に乗ること、高級旅館に泊まることも、その8つのうちの3つだったのです。
実は彼女はガンに侵されており、前年に手術したのですが、最近再発し、薬を飲んでいました。
その薬を秀亮の工房に落としてきてしまい、秀亮はたえ子の携帯に連絡するのですが、
たえ子は知らない番号だと恐れて無視してしまいます。
しかもたえ子は、勤めていた文具店から大金を盗んできていたのです!
なので何回も同じ番号から電話がかかってきても、
ひょっとしたら盗みがバレたのかもしれないと思い、出られなかったのですね。
大阪には2番目に結婚した男が住んでいて、10のやりたいことの1つである、
彼に言えなかった文句を言うために大阪に行こうとしていたのですが、途中で行けなくなってしまい、
文句は電話ですますことにしました。
心配になった秀亮は、薬を持って彼女のアパートに行くのですが、当然もぬけの殻。
そこへ文具店の社長と社員がやってきて、たえ子が具合が悪いと休みを取ったのに、連絡が取れないと言うのです。
恐らく金のことについてはバレていると思うのですが、2人ともそんなことよりも
彼女のことが心配でたまらないという様子でした。
そこで秀亮は、たえ子がガンに侵されていることを知り、彼女が猫を道連れに自殺を図ろうと
しているのではないかと慌ててしまいます。
▼家出兄妹
たえ子は高速のSAで、トラックの荷台に乗り込もうとしていた小学生くらいの少年と、
その妹の幼女と知り合います。
彼らは今は離れて暮らしているという母親に会うため、木更津を目指していたのです。
しかし父親にバレると怒られるからと、少年の方はなかなかたえ子に心を開きません。
たえ子が木更津まで送る、父親には言わないと約束し、彼らと行動をともにすることにしました。
だから大阪には行けなくなったんですね。
伊豆の旅館で兄妹とゆっくり過ごしている時、たえ子は10のやりたいことの1つに、
兄妹を木更津の母親の元に連れて行くことを書き加えました。
10とはいえこれで9つ。
最後にどんなやりたいことが追加されるのでしょうね。
兄妹たちの母親のことも気になります。
普通なら両親が離婚して2人が父親に引き取られたと考えられますが、母親が死んだパターンもありそうです。
▼次回最終回
初回、2回目と猫は戻ってきて、2~5回目は引き取られて、今回のクロを入れればまだ秀亮の元には
4匹の猫が残っていることになります。
今回のストーリーを考えると、クロが無事だったとしても、秀亮はたえ子にクロを譲らないでしょう。
その4匹の猫を残して、秀亮がフランスに行ってしまうのかどうかが気になりますね。
まぁ十中八九行かないと思います。
だって行ってしまったら、美咲の恋もほぼ終了ですからね。
たえ子とクロがどうなるかも気になります。予告では自殺しそうな雰囲気でしたからね。
そして兄妹もどうなるのか、そしてどういう家庭環境だったのか。
母親は生きているのか、生きていたとして会えるのか、少年が父親を酷く恐れていたのも気になります。
次回最終回、見逃せませんね!