Nicotto Town


シグキーリア


アラキの大冒険Season2PART0第5章


   アラキの大冒険Season2PART0第5章 その③

  「何でそんなもん今持ってるんだよっ!!」
 とフュールがドグラスの放った毒ガスの影響で
 涙を流しながらも自分の背負っていたバッグから
 サイコー空間を取り出して勢いよくその場に
 ぶちまけているアノートにそう突っ込む。
 「しまい忘れたてへぺろゲッホアアアアアア!!」
 とアノートがドグラスの放った毒ガスの影響で
 涙を流しながらも自分の背負っていたバッグから
 サイコー空間を取り出して勢いよくその場に
 ぶちまけながらフュールにそう言った。
 「ダメだこりゃ。」
 とフュールがアノートの様子を見てそう呟くと
 一つ大きな溜息をつく。
 「ふっ・・・。これが特売トイレ消臭剤サイコー空間のカっ!」
 暫くしてドグラスの放った毒ガスが薄れてくると、
 毒ガスをすった影響からか、見るからに毒々しい
 色に変わったサイコー空間を見ながらアノートが、
 得意気に鼻を鳴らしてそう言った。
 「いやいやいやなにかっこつけてるんですか・・・。
 ほら、こんなことしてる間にあいつら遺跡に
 行っちゃったみたいですよ。」
 とミルクが得意気にしているアノートに突っ込むと
 遺跡の入口を指差してそう言った。
 僕達が遺跡の中に入ろうとしたその時!
 ???
 「こらーっ!!お前ら!!何臭い匂い
 ばらまいてんだくそがああ!!」
 と僕達の前に、1匹のオコリザルがかなり怒りながら現れた。
 「な、何!?」
 とアノートがいきなり現れたオコリザルにそう言うとオコリザルは、
 「折角オレらが気持ちよく木の上で昼寝してたのに
 くっせぇ匂いで叩き起こしやがって!!
 お前らぼこぼこにしてやんよ!」
 と言うと僕達にいきなり襲い掛かって来た!
 がしかし!弱すぎて勝負にすらならなかった。
 「もう!こっちはさっきの毒がまだ抜けきって
 ないのに乱暴ね!」
 とアノートが尻尾を巻いて森の奥に帰っていく
 オコリザル達を見送った後、プリプリしながらそう言った。
 「もう私怒った!あいつら絶対捕まえて24時間
 トイレ消臭剤サイコー空間漬けの刑にしてやる!」
 とアノートがそう言って怒りながら悪人3人組を探しに
 誰よりも先に遺跡の中に入っていった。
 「いい加減あなたはトイレ消臭剤サイコー空間から離れたら
 どうです?」
 とミルクが怒っているアノートに突っ込むとそう言って
 彼女を追いかけて遺跡の中に入っていった。
 「さあ、それよりも今はあいつらを追わないと。
 みんな早く遺跡に行こうぜ。」
 とネルフがアノートとミルク以外のその場にいる
 僕達全員にそう言うとシャドーが、
 「そうだな。あいつら一体何を企んでるんだ・・・。」
 とそう言って僕達全員でアノートとミルクの2匹を追って
 遺跡の中に入っていった。
 「・・・・・・。」
 とボルトールが不意に立ち止まり無言で遺跡を
 見つめた後、遺跡の中に入っていった。
 「ここが今回の目的の遺跡・・・・・・ですよね?」
 と誰よりも先に遺跡の中に入っていったアノートが
 遺跡の内部を見回して後から入ってきたボルトールに
 そう訪ねると彼は、
 「ああ。そして彼等もこの遺跡で何かを探して
 いる・・・・・・。それがなんなのか、また何を企んで
 いるのか・・・・・・早いところ見つけ出さないとね。」
 と誰よりも先に遺跡の中に入っていったアノートに
 そう言うとボルトールは続けて、
 「ただ情報によると・・・・・・この遺跡は兎に角
 通路の迷いやすいそうだ。」
 と誰よりも先に遺跡の中に入っていったアノートに
 そう言うとボルトールは更に続けて、
 「本当に効率を考えていくつかのグループに
 分かれて進みたい所だけど・・・・・・安全を考えて
 まとまって行動した方がいいかもね。」
 と誰よりも先に遺跡の中に入っていったアノートに
 そう言うとボルトールは僕のいる方に
 向き直ると彼は続けて、
 「とりあえず、先導だけ決めようか。
 アラキ君、君の他にあと3匹以内で誰を先導に
 選ぶか決めてくれ。」
 と僕達のいる方に向き直るとボルトールは僕にそう言った。
 「あっ、はい。わかりました。」
 と僕がボルトールにそう言うと彼は、
 「それじゃあ先に進もうか。・・・それにしても
 自棄に静かだな・・・・・・ここには野生ポケモンが
 棲んでいないのかな。」
 とボルトールが遺跡の内部を見回して僕達にそう言った。
 僕達はまず最初に入ってきた部屋から
 右に伸びる道を先に進んでいくとエーティと呼ばれていた
 レパルダスが緑色のレバースイッチの前に立って、
 「こちらエーティにゃ。例のスイッチの1つを
 見つけたにゃ。今すぐ起動・・・・・・。」
 と他の2匹とトランシーバーでやり取りしていた
 ようだったが、
 「と思ったけどさっきの奴らに見つかってしまった
 みたいにゃ。先にこちらを始末するにゃ。」
 と他の2匹とトランシーバーでやり取りしていたエーティは
 そう言うと他の2匹との通信を切って、
 「あんたたちしつこいにゃねぇ・・・。
 そうまでしてアタイ達の邪魔をしたいにゃか。」
 とエーティは瞳を怪しげに光らせながら
 僕達にそう言うと続けて、
 「なら仕方ないにゃね!アンタ達には悪い
 にゃがここで引っ掻き傷だらけになってもらう
 にゃよ!」
 とエーティは僕達にそう言うといきなり襲い掛かって来た!
 こうして僕達とエーティとのバトルが始まった!!
 エーティとのバトルは、彼女の「甘える」攻撃に
 かなり悩まされたが、みんなで力を合わせて突破した。
 かくして僕達とエーティとのバトルは、
 僕達の圧勝で幕を下ろす。
 「くっ・・・こいつら強いにゃね・・・・・・!
 ならば・・・・・・!」
 とエーティは僕達に向かってそう言うと彼女は続けて、
 「他の仲間の邪魔をされぬよう足止めするのにゃ!」
 とエーティは僕達に向かってそう言うと彼女は持っていた
 怪しげなマシンを起動させると瞳を怪しげに光らせてそう言った。
 「な、何をしたのよ!!」
 とアノートがエーティそう訪ねると彼女は、
 「気付かなかったかにゃ?この遺跡には野生の
 ポケモンがいないことに・・・。だからいま怪電波で
 遺跡の外部に居るポケモンを呼び寄せたのにゃ!」
 とエーティは僕達に向かってそう言うと彼女は
 ニヤニヤと嫌らしげな笑顔を浮かべながらそう言うと続けて、
 「そのポケモンの強さは知らにゃいが時間稼ぎには
 にゃるはずにゃ!せいぜい迷い続ければいい
 のにゃー!!」
 とエーティは僕達に向かってあっかんべえを
 するとどこかに走り去っていった・・・。

                     その④に続く




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