Nicotto Town



8がつ8にち

とんでもない台風に日本が悩まされ、

よーやく過ぎ去った、そんな感じです

全く、、、おかしな天気が続いてますね

なんで、、



さて、今回はこんな記事を

これは、、、衝撃的だけど、なんとなく分かる気がします


http://shindenforest.blog.jp/archives/71668780.html
元NFLアメフト選手の99%が脳障害という衝撃の論文


国際的な医学雑誌である
米国医師会雑誌JAMA(The Journal of the American Medical Association)に掲載された論文の抜粋です。
JAMAは現在英語版のみならず
20ヶ国語以上に翻訳されて刊行されています。


プロからアマチュアまでのさまざまなレベルの
すでに亡くなっているアメリカンフットボール選手の
脳検体202人を調べた研究では、
87%で慢性外傷性脳症が確認されました。

さらに
プロのナショナル・フットボール・リーグ(NFL)選手の脳検体111人では
99%に慢性外傷性脳症が確認されました。


americanfootballinternational.com

プロで活躍する選手はほぼ全員
脳に障害を負ってしまうという衝撃の結果でした。


つい最近の命をかけた告発までは
脳障害は存在しないことになっていましたが、

次々とその実態が明るみになっています。


今回の被験者202人の死亡時年齢の中央値は66歳。
選手レベル別の内訳は、
高校入学前2人、
高校14人、
大学53人、
セミプロ14人、
カナディアン・フットボール・リーグ(CFL)8人、
ナショナル・フットボール・リーグ(NFL)111人。

慢性外傷性脳症の神経病理学的重症度判定では
元大学選手56%、
元セミプロ選手56%、
元プロ選手86%で
重症と判断されました。


軽度慢性外傷性脳症と判定された人でも、
行動学的症状および心的症状のいずれかまたは両方が認められた人 96%、
認知症状は85%でした。

重症の慢性外傷性脳症と判定された人では、
行動学的症状、心的症状のいずれかまたは両方があったのは89%、
認知症状は95%でした。


過激なスポーツが
将来の認知症につながることが判明したのは
つい最近のことです。




以下は以前の記事からの抜粋です。


実話に基づいた映画「コンカッション」
ようやく
日本でも公開されました。

Wikipedia


この映画は、
一時期日本での公開が突如中止された映画です。

当時
原作本の翻訳も出版予定が
延期になったという話もありました。

原作は、
米国GQ誌に寄稿されたジャンヌ・マリー・ラスカス氏の記事「Game Brain」です。


映画のタイトルのコンカッションとは
脳しんとうという意味。


米国で人気No.1のスポーツであるアメリカンフットボール。
その元スター選手の死と
競技中に受ける衝撃の因果関係を発見し
真実を追求し続けた実在の医師の物語です。


2002年に
NFL(プロアメリカンフットボールリーグ)の元選手マイク・ウェブスター氏が亡くなりました。
NFLスティーラーズのセンターとして
年度王者決定戦のスーパーボウル4度制覇に貢献し、
殿堂入りした彼は
50歳という若さでの突然死でした。

その遺体を
検死官を務めていた
ナイジェリア出身のベネット・オマル医師が、
死因を突き止めるために解剖します。

遺体に優しく語りかけます。


そして、
亡くなったウェブスター氏の脳組織には
慢性外傷性脳症という病気が見られたことを報告しました。


つまり、
ウェブスター氏は、
選手生活の間
競技中に繰り返し頭部に受ける激しい衝撃が
彼の生命を短くしたという証拠を見つけたのです。

実際に
ウェブスター氏の晩年は
脳障害の症状が出ていたようです。

アメリカンフットボールの身体にかかる衝撃は
すごいものです。
オリヴァー・ストーン監督の映画「エニイ・ギブン・サンデー」の中では
選手同士がぶつかった衝撃で
眼球がちぎれて飛び出るシーンが収録されていました。
 


そして
オマル医師は、
NFLでは
ウェブスター氏の他にも
精神症状で病んでいる元選手が多いことから

プレー中の激しい頭部への衝撃を繰り返し受け続けることによって
脳細胞に後遺症を与える可能性を示した論文を発表しました。

 

でも、
この論文は
NFL運営側に都合の悪いもの。

NFL運営側は受け入れられず
論文を撤回させようとして
オマル医師とその周囲の人々に圧力をかけていきます。
公式サイト

(この映画自体も
制作会社側がNFL運営サイドを怒らせない内容に編集するように
警告されたことが
内部情報の暴露によって知られることになりました。)


毎週2000万人ものファンを熱狂させて、
多大な経済効果と雇用を生み続ける巨大産業であるNFL。
それをたった一つの論文で
根底から揺るがされることを許さなかったのです。

そして
NFL運営側はこの事実を
知りながら
黙認し続けますが、

オマル医師は、
社会の正義と理想を信じて
孤独な戦いを続けます。


その活動が
やがて
5000人近い元選手たちが
集団訴訟を起こす事態へと発展していきます。



そして
昨年2015年に
NFL側が譲歩する形で和解が成立しました。
(この年にオマル医師も正式に米国人になりました。)

そして、
さらに
現状解決に向けて
よりよい改善策が検討されていますが、
まだ根本解決には至っていません。

現実を変えていったのは、
権力に屈することなく
真実を追求しつづけたたった一人の医師と
それを追ったジャーナリスト、
そして
映画の力です。






現在世界最大のプロレス団体WWE(World Wrestling Entertainment)があります。

WWEは、
テレビ中継の視聴者数が6億世帯を超え、
インターネット動画サイトの加入者も130万人以上という巨大組織。
 
この組織でも
元選手たちによる集団訴訟が起きています。

やはり
試合中の脳への衝撃に対する訴訟です。
映画「コンカッション」の影響は大きいようです。

日本と違い、
過激な技は禁止され、選手たちの健康に対する安全策が講じられているWWEでも
訴訟問題が起きているのですから、
日本はどうなのでしょうか。


さらに
サッカーの人工芝の発がん問題や
少年サッカーのヘッディング問題でも
集団訴訟が起こるかもしれません。





今回の慢性外傷性脳症の論文を読んで
プロボクサーのたこ八郎さんを思い出しました。

片目の日本フライ級王者です。

幼少のころに友人と遊んでいて左目を損傷。
そのまま病院にいけば治ったのに、
家が貧しいためほぼ失明するまで我慢してしまったために
片目になりました。

たこさんは、
左目が見えていないことを隠して、視力表を丸暗記してプロテストに合格、
プロボクサーになりました。


たこさんは
左目が見えていないことを相手にバレないようにするために、
相手のパンチをすべて顔面で受け止め続け、
相手が打ち疲れした後に
一気に反撃するファイトスタイルで日本王者になりました。

片目だけで日本王者になるなど、
並大抵の努力だけでなれるものではありません。

そして、
殴られ続けて脳の損傷がひどく、
数度の防衛の後で
引退。


芸能人へと転身しました。


映画「幸福の黄色いハンカチ」では
高倉健さんと喧嘩シーンを上手く演じていました。


車のボンネットに頭を叩きつけられるシーンでは、
健さんが遠慮しながら叩きつけるので、
たこさん自ら思いっきり頭を車に叩きつけたそうです。


この映画の撮影中に
武田鉄也さんが、複数のチンピラに絡まれたことがあり、
その時に、
たこさんがすーっと現れて動いた瞬間、
チンピラ全員が地面に倒れていたそうです。




そして
最後は皆に愛されながら44歳で突然死。

合掌。





アバター
2017/08/09 05:21
よんさん>
スポーツって、肉体の限界に挑むものなので、
壊れることが前提、だったりするのかも、ね
アバター
2017/08/08 09:33
面白かった。
たこ八郎さんの話もよかった。

WWEは無料だったら観たい。

そうなるだろうなーと誰しも思ってたよね。
隠蔽しようとするのは、運営側の考えもわかる。

どんなスポーツでも怪我はつきものとは言え、対策は講じられるかも。
それでつまらなくなると…でも安全は欲しい。

桑田もこどもが投げすぎだって言ってたなあ。

座り続けていても病気になるから、なんともねえ…
バランス難しい



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