追憶
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/08/24 14:29:11
雨上がりの庭には
雨粒に濡れた葉達がある
あなたと見つめていたら
何となく笑えてきた
これからの恋の行く先など知らず
いつまでも一緒だと思っていた
白いドレスも夢見た
でも自分の勝手な幻想だった
夢などいつかは壊れるもの
大きが鎖がガチャリと切れた
あなたと笑って過ごしたかったのに
あんなに肩寄せ合っていたのに
その絡めた腕はどこに行ったの
抱き寄せた肩はどこなの
あなたは一体どこにいるの
いつものカフェに
いつもの曲が流れる
窓の外には仲良さそうなカップル
私たちもああなるはずだった
ああしてきたはずだった
何もなくなった私の心の
入りこむものなど何もない
どこへ行ったのかも知らないあなた
電話もメールも届かない
小さな島に残されたよう
過ごした日々を追いかけて
振り返ったらあなたがいて
笑顔で抱きしめてくれて
もう何処へも行かないよと言って
そんな出来事があったらいい
ありがとう 私を大人にしてくれて
ありがとう 私に愛を教えてくれて
あなたとはもう会えないけれど
私には何が出来たのか分からないけど
確かに開く愛一輪
そういう歌があるんですね。
並びられてありがとう。
今週もよろしくお願いします。
こん今週も暑そうですね。
今週もよろしくです。