脳活日誌913号
- カテゴリ:日記
- 2017/09/07 13:54:37
散歩の帰り道。
土砂降りになりそうな雲行きだったので喫茶店に飛び込む。お陰で読みたい本が最後まで読めた。読み終わって、外を見ると、雨が上がっていた。ゴロゴロ雷の音がすごかったが、ザーと散水車がやって来たようなもので街路樹も久しぶりの雨で元気づいた。道路も水洗いされて奇麗になった。一時的に、さっと降ってくれる雨は空気中の埃も流してくれるから気持ちがいい。爽やかな一降りであった。激しい雨だったが、少しも濡れずにラッキーだった。
読んでいた本は中尾佐助『料理の起源』(NHKブックス173)である。いやー大分以前に買ったものだが、やっと読めたという思いである。もっと早く読んでおくべきだった。非常に参考になった。日頃、何の気遣いもなく食べている米やパン、果物や乳製品について、どこが原産地で、どのように加工されて食べられるようになったのか、現地調査を綿密にされて解説されていることに敬服する。食べ物の歴史と料理方法の起源を知りえて、何か知識が広くなったように思う。
人間の歴史を考える場合、生きていくということは食事をしているということである。石器時代から現代まで人は何をどのようにして食べ、生き延びてきたのか、食の歴史を知ることの大切さを感じた。次は廣野卓『食の万葉集』中公新書を読む予定にしている。これから楽しみである。私には専門というものがないので、出来るだけ幅広く読書をしていこうと思っている。文学作品ばかりだと、どうしても単調になってくるので、ジャンルの違う読書を考えている。やっぱり、読書というのは精神的な楽しみだ。何か新しいものを知ると、得をしたような気分になる。これがボケ防止になってくれれば幸いである。読書の秋である。頑張って本を読もう。
私は食欲の秋のようで
8月中は暑さと多忙でご飯が食べられなかったりしましたが
9月になった途端(仕事も急に暇になり)かなり食べてますw