FF15 感想 第二回~グラディオラス~
- カテゴリ:ゲーム
- 2017/09/11 00:22:01
さてさて、FF14感想の2回目は、グラディオラス・アミシティア。
ルシス王国の宰相の息子で、生まれながらに『王の盾』になる事を望まれて育ってきた。
いわゆる、お坊ちゃんスペックの持ち主で、生まれながらに生き方が決められていたと言う点では、主人公のノクトと共通点もあって、良くも悪くも理解が深い関係にありそう。
アニメ版のFF15でも『王の盾』になるにあたって、決められた人生に理不尽を感じている姿が垣間見えたり、ゲーム本編内でも『自分なりに色々葛藤した上で覚悟を決めた』的な内容のセリフがタイタン戦で聞けたことから、かなり熱い漢だと言うのがうかがい知れるのですが、いかんせん女好き。
私が『おや?』っと思ったのは、開幕ハンマーヘッドで、シドニーに軽く躱されるトコロ。
「あ・・・コイツ、女好きッポイ」と思い、カーディナでの『マッサージ小話』での自信満々ップリに、「あ・・・確定した」と思った次第。
ぶっちゃけ、FF15を始める直前まで私様、グラディオ推しだったのだけど・・・
ダメだぁ。
私、モテ系キャラは、受け付けない。
顔好きだし、ガッチリして男らしい筋肉とか、すげー好きなんだけど『ナンパ系』『女に手慣れてる系』は、あんま好きになれない。
性格も豪快だけど、思慮が浅いわけでも空気が読めないワケでもないし、何より『文武両道』『知的マッチョ』って、ツボでしかないのに、なぜソコで女好き属性が付いちゃうか。
でも、そうだよね。
逆にそうだよね。
絶対モテるもんね。
モテる要素しかないもんね。
普通、でかくてゴツイと一種恐怖を感じるもんなんだけど、愛想が良くてコミュ力も高そう。
ゴツイ髭面のクセに、笑うと意外と可愛い顔しやがんだよ、このイケゴリラは!
更に、読書家(車中で歴史小説なるものを良く読んでいる)で、あのエイゲル先生とも興味深い話が出来ると言うコトは、かなりの知識量も持ち合わせてると見た。
女口説くのに便利だよね。
イケメンってダケでもアレなのに、会話まで盛り上げれるスペック加わったら、ほぼ無敵ですわ。
まぁ、そんなイケゴリラのグラディオですが、巷ではヒステリー男呼ばわりされてるらしい。
その辺は、私逆に普通だって、当然の反応だって思ってるので、一般の評価が逆に理解できないのだけど、まぁソレは『第一回』の時に散々吐き出したので、ここでは違う感想を書こうと思います。
イグニスとグラディオの関係性。
はい、そこ汚い足が出ていますよ。
ソッチじゃないからね?
純粋に相棒って意味での関係性です。
どうやら設定を読ませていただくと、この二人幼少からノクトに使えてるのだそうな。
いいよね!
王様を護り、支えるなんて凄いプレッシャーを分かち合える同志がいるなんて、最高だよね!
正直、あのノクトだし、一人じゃ相当辛かったと思う。
一緒にノクトを王として支えてくれる、信頼できる相棒って得難い存在だと思う。
実に羨ましい。
そういう意味では、グラディオも実は甘えがあったのだと思う。
一緒に戦ってくれる心強い仲間がいるってコトは、自分も支えるけど自分も精神的に支えられてる部分があっただろうから。
でも、イグニスの目が見えなくなって、帝国に追われてるって状況で、護らなくてはいけない存在が二人に増えたってのは、控えめに言っても最悪だし、当のノクトは、自分が誇らしいと思う立派な王様じゃあない。
どころか、逃げられないくせに覚悟も決められない。
決まり切っている決断も下せない情けない王様を支えるのは、正直キツイ。
だって、グラディオはノクトのコトを自分が使えたいと思う『立派な王』になれるヤツだって信じているのだもの。
認めているから、辛い。
ノクトは自分が命を懸けて守るべき存在だけど、イグニスが全盲になってしまった今、自分が命を賭して守った後に先がない。
目の見えないイグニスに今のノクトは守れないだろうし、プロンプトも友人のためなら命をかけれるヤツだろうけど、それを望むのはグラディオの立場では求めてはいけない望みだ。
この時、グラディオは相当追い込まれていたと思う。
イグニスの存在は、グラディオにとって、もし自分が死んでしまった後も確実にノクトを護ってくれる。
安心して、ノクトの為に命を張れる切り札だったのに、その切り札がなくなってしまったのだから・・・。
グラディオがあそこまでイライラしてたのは、そういうコトなんだろうなぁって、私は解釈していた。
死んでも守るって言葉は、実際不可能だからね。
護りたいものを護れないかも知れないって不安は、グラディオの存在意識まで揺るがすモノだったと思う。
そう考えると、私的にはやっぱりグラディオは優しいイイ奴なんだよねぇ。
女好きだけどw