Nicotto Town


ジュンチャン


民族ジョーク|コンピューター

IT技術に関する国際会議がワシントンで開催された時、
アメリカ大統領は世界的なコンピュータ会社IBMの本社に各国首脳を案内した。

IBMの社長が説明した。
「このスーパーコンピュータは世界一の性能を誇っています。
 何でも知っていて、しゃべることもできます。試しに聞いてみて下さい」

まず、アメリカ大統領がコンピュータに近づいて質問した。
「アメリカのロケットがアメリカ人宇宙飛行士を火星に送り届けられるのはいつか」
「50年後です」
 アメリカ大統領は泣き出した。
「なぜ泣くのですか」と新聞記者がたずねると、
「歴史的瞬間に立ち会うことができないからだ。50年後、私はとっくに死んでいる」

次に、ロシア大統領が同じ趣旨の質問をした。
「60年後です」
ロシア大統領も同じように泣き出したが、
アメリカ大統領よりも激しい泣き方だった。
「私もその時はこの世にいない。それにアメリカの後塵を拝するとは悔しい!」

最後にアフリカの国家元首がきいた。
「わが国のロケットがアフリカ人宇宙飛行士を火星に送り届けられるのはいつですか」
 すると今度はコンピュータが泣き出した。




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