Nicotto Town


ごま塩ニシン


脳活日誌961号

   チラシについて。
 新聞の折り込みチラシを見ていると、チラシの横綱と思いたくなる業種がある。特に金曜日になると沢山のチラシが折り込まれているが、枚数の多いのは自動車の販売関係である。次に不動産業、スーパー、パチンコなどの遊戯関係と続く。エステやピザ、電気関係の販売店のチラシがある。電気関係は商品の数が多いので大判2ページの見開きになっていることが多い。この電器店のチラシは重宝するので残しておく場合がある。なにか物を整理する時にテーブルの上に敷くのに便利だからである。遊戯関係のチラシは裏が白地の片面刷りになっているから、メモ用紙が切れた時には適当な大きさに切って、メモ代わりに使えるから有難い。

 不動産関係のチラシは、家や土地を買います。売りますという内容になっているから、あそこのマンションの部屋が売りに出されているのか、と地理を思い浮かべたりできる。また、家、土地買いますという場合、近くの住宅地が、いくらくらいで、売買されているのか参考になる。地域社会の生のデータが躍っていると言っていいだろう。最近はパソコンで住所を入力すれば、自分の住んでいる土地の値段の見積もりが出てくるから便利になったものである。資本主義社会は工場生産による商品の大規模な売り買いの社会組織であると言っていいだろう。生産と売買がスムーズに展開されている限り、資本主義社会は健全に運営されている。ところが、商品というものは不思議なもので、生産されたものが100%、売りさばけるかどうか、ここが勝負どころとなってくる。

 もし、売れ残ったら、莫大な在庫を抱えることになる。倉庫に商品がある限り、現金化されないわけで、こうなると会社の資金繰りは苦しくなってくる。某大企業が品質の悪い商品を販売していたことで社会問題化しているが、こうした不正をすると、いくら宣伝しても、営業マンがいくら頭を下げて回っても、注文が無くなり山のような在庫を抱えることになる。売り買いの循環がストップしてしまう。会社の管理職にある人は、こうした事態にならないようにするのが職責である。この監視人がルーズな対応をしておれば、信用は失墜してしまう。まさに地獄だ!

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2017/10/28 08:12
こんちは
私の亡き父は、新聞チラシは、まとめ折りごと、ポイ!の人。それは、その苦労と、営業を果てなく逆に、知ってるから。で、本人も、営業マンで、ヘビースモーカーでしたよ。輪っかつくるほど。でタクシー代を
経費落とし!。そりゃーそーだ。時に。チラシで、時事すら解る。そーいう見方をすればの話!!。
きっと、雑誌的なもの無くても、また、創られるのサドンデス繰り返し。



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