Nicotto Town



10がつ30にち

二度続けての台風には参りましたね

思ったよりも被害が小さいことは不幸中の幸いです



さて、今回はこんな記事を

、、、これ読んだら、サンタの時間は、短ぃぃ

http://shindenforest.blog.jp/archives/72451025.html
睡眠不足の影響
現代社会では
睡眠不足や睡眠時間が乱れている人が多いようです。



特に
日本人の睡眠時間は
少ないことが報告されています。

厚生労働省の調査では、
1日の睡眠時間が6時間未満という人の割合は
2007年には、28.4%
2015年には、39.5%
と増加傾向にあります。

2008年~2014年に行われた
OECD(経済協力開発機構)の調査によると
日本人の平均睡眠時間は7.7時間でした。

これは8時間以上ある先進各国と比較して、かなり短いことになります。


カリフォルニア大学バークレー校の
睡眠科学を研究するマシュー・ウォーカー教授が、
睡眠不足による健康や社会への悪影響について報告をしています。

theguardian.com

その報告によると
睡眠不足は、
あらゆる面に影響を与えていることが明らかでした。

ウォーカー教授は、
睡眠に関する研究結果をふまえて
現代社会の睡眠不足蔓延を
破滅的睡眠不足の疫病として警告しています。


それにもかかわらず、
現代社会では、
重度の睡眠不足が蔓延しています。


睡眠不足による
仕事の効率低下は明らかで
英国の試算では
GDPの2%の収益が失われているという報告があります。

睡眠不足で仕事の効率が落ちることは明らかです。

睡眠時間の短い日本の労働生産性は
他の先進国と比べると目立って低く
38.6ドルしかありません。

睡眠時間を確保している米国では、58.4ドル、
ドイツでは60.2ドルです。

日本では通勤時間も長いのも特徴の一つで
その分睡眠に使える時間も削られます。

スマホがないころは
ほとんどの人が電車内で寝ていました。
現在は
その時間も寝ないでスマホをいじっている人が増えています。


睡眠時間と労働生産性の相関が高いことはすでに示されいて
効率よい仕事は、充分な睡眠があってこそであることは明らかです。





京都府立医大の研究チームは
時間差のシフト勤務によって生体に影響があるのかを調べた研究報告を発表しています。

研究チームは、
照明の明暗の切り替えのタイミングを変えることによって
人為的にシフト勤務と同じ状態を作り出して
生体への影響を調べました。

二つのマウスの群れを使って
明るい時間帯を
7日毎に8時間ずつ後ろにずらしていく「ゆるいシフト」と
4日毎に8時間ずつ前倒しする「きついシフト」
の二つの環境下で
1年9ケ月の長期間観察して
行動リズムなどの変化を調べています。

きついシフト群のマウスたちは
シフト変化に身体が適応できず、
活動や休息などの行動リズムが昼夜なく乱れてしまいました。

ゆるいシフト群の死亡は、14匹中1匹だけだったのに対して、
きついシフト群の死亡は、34匹中9匹と高い死亡率になりました。
死んだマウスの67%で、
白血球の増加など炎症反応も確認され、
生体への大きな悪影響があることが判明しました。

この研究では
きついシフトが体に良くないことが判明した他に
うまくゆるいシフト体制が採れれば
身体に優しいシフト計画が作れることも示唆しています。



身体が適応できないレベルの睡眠不足や体内リズムの乱れは
がん、糖尿病、心臓病、脳卒中、アルツハイマー病などをはじめとして
生体に多くの影響を及ぼすことが明らかでした。



睡眠時間の短さや乱れが
長時間労働や労働生産性と密接に関係することが明らかにもかかわらず、

今のところ
政治家や雇用主は
この睡眠が人や社会に与える負の影響について
真剣に受け止めていないのが現状です。




睡眠を少なくしなければならない場合には
個人でいい状態を保つためにできることはたくさんあります。

しっかりと深い呼吸をする
日中に少しの仮眠時間をとる
過食しない
心穏やかに過ごす

など

他にもたくさんあります。

私も長い間一日3~4時間の睡眠でした。
その時は
少食と深い呼吸、そして朝の日光と日中の仮眠が
とても役に立ちました。


お腹いっぱいに食べながら
睡眠時間を減らすのは
無理なことです。


でも、
今の時期には
できればちゃんとした睡眠時間を確保しましょう。
必要のない時間を削ればいいのです。
スマホとかテレビとか・・。


寝ているうちにやることもたくさんあるのです。

「深く眠っていても魂は働いており、世界の役に立っている」
ヘラクレイトス(古代ギリシャの哲学者)






良質の睡眠は
生体に良い影響を与えます。

そして
睡眠前に
静かに横になって
自分の身体をよく内観して
いたわってあげることも大切です。



私たちは、
普段から
私たちの見えない所で全身全力を尽くして貢献し、
支えてくれている自分の身体に対して
感謝の意識を持っているでしょうか。

自分に最も忠実に従い、
最も身近で、
大切にしなくてはならない存在が、
自分の身体です。









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