Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


五文字


いつもいつも
私の歩みは遅く
あなたについていくのが精いっぱいで
そんな私をあなたは待っていてくれて
こんな景色が好きだった


たくさんの人が足早に歩いていく
私はそれに飲み込まれたように
時々行く先を迷ってしまう
そんな私を誰も気にしない
表情のない仮面が浮いているよう


もしもあなただったら
この人ごみの中を
するりと通っていくだろう
そこにはもう私とつないだ手はなく
そんなことさえ覚えていないだろう


左手の中指にはめたリング
あなたとお揃いで買ったリング
外さなきゃいけないのに
もう指に食い込んで
そう あなたとの思い出のように


心が痛かった
涙もかれはてて
私も仮面をつけているよう
悲しみの表情を隠している
あなたと別れたあの時から


返らないあなたとの日々
幾度も幾度も思い出して
胸に包み込んで
悲しみは一層深く沈んで
湖の底まで辿り着くよう


さようならが言えなかった
あまりに悲しいこの五文字が
戻るはずのないあなたを待っているようで
そんなことはもうないと
知っているはずの五文字なのに

アバター
2017/11/06 17:33
こんばんは・・・
今週もよろしくです・・明日は泊勤務ですが、8日に訪問よていです。
ステキ&水やり2回できるといいがね!



月別アーカイブ

2024

2023

2022

2021

2020

2019

2018

2017

2016

2015

2014

2013

2012

2011


Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.