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シン・ドラマ汁


監獄のお姫さま 感想文

監獄のお姫さま 第5話「母性」
TBS 火曜夜10時~
▼勇介、奪われる
今回は、姫が生んだ子供とともに刑務所に戻ってきて、束の間の安らぎの時間を過ごし、
おばさんたちも赤ん坊の可愛さに癒されていましたが、最終的に板橋に子供を奪われるという、
姫がもっとも恐れていた状況になってしまったところまでが描かれました。
いやー、酷かったですね、姫の母親。
真相を知らないので恐らく自分の娘が嘱託殺人を犯したと思い込んでいたのでしょうが、
夫の介護で忙しいとはいえ、一度も面会に来ないというのは、母親としてどうなんでしょうね…。
おまえのせいで皆が迷惑していると、文句だけでも言いに来る方が、無視するより情が感じられるってもんです。
そして、姫が真実を明かしたにも関わらず、それを一切信じなかったか、もしくは板橋と何らかの取引をしたとか、
板橋に金銭的、社会的に世話になっているとかで、逆らえなかったのか、とにかく母親も敵だったようです。
こんなことになるなら、まだ乳児院に入れた方がよかったですね。
しかし何故板橋が姫の子を引き取ることにしたのか、そこはまだ分かっていません。
もちろん自分の子なので、親権のある姫が服役中、引き取る権利はあると思いますが、
自分の子だから引き取るとか、そんな理由ではないと思いますね。
恐らく江戸川家の血を引く息子だからでしょう。つまり財産狙いですよ。
江戸川家もEDOミルクの経営から手を引いたとはいえ、財産はまだ持っているでしょう。
事実夫の介護をしているという姫の母親も、介護疲れしたばあさんにはとても見えないような、
立派な身なりをしていたので、きっと会社経営の時代に築いた財産がまだあると思います。
ただ、妻である晴海をどう説得し、晴海がわが子のように育てるようになったきっかけがまだわかりませんね。

▼刑務所の赤ん坊
話は少しさかのぼりますが、刑務所で暮らしている勇介、結構暮らしやすそうでしたね。
刑務所は居室、風呂、調理室などがきちんと分かれていて、階段は自由に行き来できず、
常に見張りが立っており、窓も格子がありますのでw
自宅で暮らす赤ん坊に比べ、危険な場所が極端に少なそうでした。
起きていたトラブルも、オムツかぶれと誤飲くらいでしたしね。
受刑者も刑務官も、勇介の成長を喜んでいたし、確かに環境的に随分よかったのではないかと思います。
実際には難しいでしょうけどね。
それに、女なら全員赤ん坊が好きというわけではないですから、嫌がらせをする人もいるかもしれません。
そして今回、2回クリスマスを迎えたということは、1年余り経過したってことですね。
勇介が刑務所にいられるのは1年半ということで、ギリギリまでいたとすれば、
ちょうど1年半経過したということになります。
いくら同室の受刑者と仲良くなれたとはいえ、あの暮らしを何年もしなければいけないことを考えると、
私にはとても無理だなと思いますわw
手が後ろに回るようなことはしたくないものです。

▼ふたばの場合
今回は少しだけですが、ふたばの過去が描かれました。
ふたばの父親も刑務官だったんですねw
しかし、刑務所で美容院のサービスを受けられるなんて初めて知りました。
格安だそうで、安ければいいって人は行ってるかもしれませんね。
残念ながら田舎なので近所に刑務所はありませんがw
ふたばと仲がよかった美容師を務める受刑者は、薬物中毒だったんですね。
いれかけの刺青があったということは、ヤクザとでも関わりがあったんでしょうかね。
今時ヤクザでなくても刺青くらいはするかもしれませんが。
そして、ふたばには遠距離恋愛の彼氏がいたけど、肉食系だったということもわかりました。
過去の話だと言っていたので、今はその遠距離君とは別れたのでしょうけど。
なんで別れてしまったんでしょうかね。
受刑者たちと違って、よんどころなき事情があったというわけでもなさそうなのに。
やはり肉食でつまみぐいしてたのがバレたのでしょうかw




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