#003 モノの価格
- カテゴリ:日記
- 2017/11/20 10:11:15
「モノの価格」
それについて自分で考えてみる。そろそろ真面目に書くのも三日
坊主で辛くなってきたから、趣味のホビートイに話題を絡めなが
ら考えてみる。
ホビートイというのは基本的に大人をターゲットとした玩具のこ
とをさすが、本質はあまり子供向け玩具とは変わらず、ハイエン
ド版、プレミアム版といったイメージの方が正確かもしれない。
先月、ホビートイを取り扱うバンダイのインターネットショップで、
約20年前に放送された仮面ライダーの変身ベルトが紹介されていた。
放送当時に発売した子供向けのものとは違い、造形・発光・音声ギミ
ックを現在の技術でリブートした至極の一品、だそうだ。価格は約4
万円。子供向けのそれと比べて8倍ほど高価な価格設定だった。
授業の話を踏まえて、これは企業側と消費者側、どちらが価格の主導
権を持っているのだろうか考えたが、なかなか難しい。この商品は受
注生産品であるので、企業側のリスクは多少は抑えられてはいるが、
開発費を回収するには、一定数は勝ってもらわないと成立しない。
そういう意味でやはり強気な価格設定だと思った。
一方、消費者側のオタク諸兄は『完全受注生産品』という悪魔の7文
字に脳を支配される。この機会を逃してしまったら、手に入れる機会
を一生逃してしまい、後は中古ショップを探しまわる事になる。
「買わずに後悔より買って後悔」の精神で財布の紐が緩めざるを得な
いのだと思う。ここで一旦授業中の話に戻るが、先生が例に挙げてい
たのは、家具や常用車といった生活必需品だ。現代の日本において価
格をコントロールしているのは消費者側であり、企業は消費者が買っ
てくれる価格を基準に設定した上で商品開発をする。という話だった。
残念ながら仮面ライダーベルトは我々にとっては生活必需品ではなく
嗜好品の部類に入り、この話では例外になるのかもしれない。しかし、
かつて嗜好品であった自動車も現在では価格や用途が重視されるように
なってきたことから考えると、ホビートイも例外ではなくなるのではいか、
と思う。
2017/11/10
イスというのは火と言語と電気に次ぐ発明品であると僕は思います。
しかし、同時にイスは人間の体を壊しかねない毒を持った物体でもあります。
エルゴノミックや人間工学に沿ったイスが近年重宝していますが、
本来イスは人体あってのものだったはずなのです。
それがいつからかテーブルの付け合わせ的な扱いや
座り心地を考慮しない奇を衒うようなインテリア的なものが増えてしまったことは、
これから他のプロダクトを考える上で大事な歴史的背景であると言えますね!
普通のイスよりちょっと高いんですけどパソコン作業が多いので体のことを考えて長期的にお得かなぁと。