Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


T夜行列車


初めての夜行列車の旅
眠れないままに車窓からの外を見る
暗くて明かりは転々として
もうお休みと声をかける
でもまだ私の旅は始まったばかり


こんな日が来るとは思わなかった
いつかあなたと乗りたかった
終着駅はいったいどこ
当てなどない旅だけど
やがてどこかに降りるのだろう


列車は走る
誰の心も眠りにつこうとも
自分の道に迷いはあるのか
ただひたすら走るだけなのか
レールはどこまで伸びているのか


寂しいなんて思わない
そのはずだったけど
こうして一人になってみると
何もかもあなたがいなくて
荷物の分だけあなたが恋しい


都会から逃げるように
やってきたこの列車だけど
あなたへの想いは飛び去って行かない
余計に深まっていくようで
涙さえ出ない乾いた心


どうしよう
どこに捨てよう
この重たい心の渦を
湖さえない草原を走り
あなたへの誓いの一つ一つを


やがて空が暗がりから色を変える
一晩走った列車は疲れも見せず
また次の駅絵と走り出す
それを見送る私の胸には
あなたを見送った時がこみ上げる

アバター
2017/11/22 10:19
夜行列車、乗ってみたいですね。
銀河鉄道を使いたかったんだけど、著作権あるからやめました。
アバター
2017/11/21 21:34
夜行列車ってなんかロマンがあるね!
乗ったことはないんだども、一度でいいから乗ってみたいなあ
良く寝れないから一度でこりごりするかもねw



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