Nicotto Town


シグキーリア


friend-名も無き物語-第13章 その④


   friend-名も無き物語-第13章 その④

  ???
 「こちらこそ。よろしくお願いします。」
 と彼は僕達に向かってそう言った。
 「じゃあエルスト君。君はしばらくここで
 休みなよ。まだ身体も万全じゃないだろう。」
 とウォーラルが彼に向かって
 そう提案してきた。
 「ありがとうございます。」
 と彼はウォーラルに向かってそう言った。
 「・・・で、カゲロウ君達はまたライトライン
 シティを目指す旅に戻るんだろう?」
 とウォーラルが僕達に向かって
 そう訪ねてきた。
 「そうですね。ただ今日はもう遅いので明日
 改めて出発し直します。」
 とカゲロウはウォーラルに向かって
 そう言った。
 「わかった。それがいいと思うよ。
 今日はお疲れ様。」
 とウォーラルは僕達に向かって
 そう言った。
 「さて、明日はどんな感じにライトラインシティ
 を目指そうか・・・。」
 とカゲロウは僕達に向かって
 そう訪ねてきた。
 「私としては、なるべく早く行きたいです。」
 とピカノンがカゲロウに向かってそう言った。
 「わかった。じゃあ明日は朝早く出発して
 とりあえずはオウキツシティまで急ごう。」
 とカゲロウはピカノンに向かって
 そう言った。
 次の日の早朝、僕達はギルドを後にして
 オウキツシティまでやって来た。
 「というわけでここまで戻ってきたな。
 今までゆっくりできなかったし街の探索を
 しながら準備を整えるとするか。」
 とカゲロウはオウキツシティに着くと
 僕達に向かってそう言った。
 僕達はオウキツシティで消耗品を
 少し買い足した後、オウキツシティから
 西に向かって伸びる道を進み
 渓流の森という場所に着いた。
 「へぇ~、なかなか自然感あふれた場所だな。」
 とカゲロウは辺りをキョロキョロ見回すと
 僕達に向かってそう言った。
 「まだまだ都会へは程遠いですが、頑張って
 行きましょう!」
 とピカノンはカゲロウに向かってそう言った。
 僕達は渓流の森を奥へと進んでいくと
 神殿みたいな場所に辿り着いた。
 「今度は神殿みたいなところに入ったな・・・。」
 とカゲロウは辺りをキョロキョロ見回すと
 僕達に向かってそう言った。
 「崖の中に埋め込まれた遺跡・・・って感じかな。
 見た感じ一部が植物に侵食されているね。」
 と僕は辺りをキョロキョロ見回すと
 カゲロウ達に向かってそう言った。
 「確かこの遺跡は色んな出入り口があり、色んな
 場所に通じているって聞いたことがあります。」
 とピカノンが僕達に向かってそう言うと続けて、
 「なのでしっかりライトラインシティ側に出るの
 はちょっと難しいかもしれませんね。」
 とピカノンは僕達に向かって
 そう言うと更に続けて、
 「まあそこは手当たり次第探索するしかない
 でしょうから、体力に気を付けて進みましょう。」
 とピカノンは僕達に向かってそう言った。
 僕達は神殿みたいな場所を奥へと進んでいくと
 異空間への入口が僕達の前に口を開いていた。
 「何か見覚えのあるものがあるぞ。」
 とカゲロウは異空間への入口を見て
 僕達の方に向き直ると異空間への入口を
 自分の前足で指し示すとそう言った。
 「異空間への入口だね。」
 と僕はカゲロウに向かってそう言った。
 「何?この黒いの。」
 とワラビが異空間への入口を見て
 いぶかしげに僕達に向かって
 そう聞いてきた。
 「異空間への入口
 中に異空間のボスがいる
 倒すとなんか宝石入手」
 とピカノンがワラビに向かって
 簡潔に異空間への入口の説明をする。
 「把握。」
 とワラビがピカノンの説明を聞いてそう言った。
 「若干簡略化し過ぎじゃないの。」
 とミスティアがワラビとピカノンの掛け合いに
 思わずそうツッコんだ。
 「でも今回は前回と違って周りを通ってスルー
 することもできるみたいだね。体力が不安なら
 スルーするのもありなんじゃないかな。」
 と僕はカゲロウ達に向かってそう言った。
 異空間への入口を突破し
 神殿みたいな場所を奥へと進んでいくと
 先が明るくなっていて神殿みたいな場所を
 抜けるとそこには広大な砂漠が広がっていた。
 「遺跡を抜けたら今度は砂漠か・・・・・・
 さっきまで暗いところにいたのに太陽の光を
 見てもあんまり目が痛くないな。」
 とカゲロウは辺りをキョロキョロ見回すと
 僕達に向かってそう言った。
 「ブラッキーって暗さに強いポケモンだからじゃ
 ないかな。僕は普通に目が痛いよ・・・。」
 と僕は辺りをキョロキョロ見回している
 カゲロウに向かってそう言った。
 「でも砂漠の割りにあんまり暑くないね~。」
 とワラビが僕達に向かってそう言った。
 「ここはこの大陸の砂漠地帯の東端ですからね。
 端っこの方なのであんまり暑くないのかも。」
 とピカノンがワラビに向かって
 そう説明をした後に続けて、
 「この砂漠を越えればライトラインシティはもう
 少しのはずです。頑張りましょう!」
 とピカノンが僕達に向かってそう言った。
 僕達は砂漠地帯を奥へと進んでいくと
 神殿みたいな建物が建っていて
 その神殿みたいな建物の前に
 1匹のエレキブルが立っていた。
 「ん・・・?
 君たちは見たところ探検隊なのかな?」
 とその神殿みたいな建物の前に
 立っているエレキブルは
 僕達を見るとそう訪ねてきた。
 「はい。」
 とミスティアはエレキブルに向かって
 そう答えた。
 「そうか・・・・・・見たところ実力有りそうだし、
 君たちに依頼しようかな・・・・・・。」
 とその神殿みたいな建物の前に
 立っているエレキブルは
 ミスティアの答えを聞くと
 僕達に向かってそう言ってきた。
 「どうかしたの?」
 とワラビがその神殿みたいな建物の前に
 立っているエレキブルに向かってそう訪ねる。
 「実は・・・・・・私はこの発電所の従業員の1匹なんだが、
 何者かが乗り込んできて、発電所に閉じこもって
 しまったんだ。」
 とその発電所の前に
 立っているエレキブルは
 僕達に向かってそう言うと続けて、
 「この発電所はこの先にあるライトラインシティの
 電力を生産している・・・・・・このままでは
 ライトラインシティやその他の街の電気を横取り
 されて悪用されかねない!」
 とその発電所の前に
 立っているエレキブルは
 僕達に向かってそう言うと更に続けて、
 「しかし私ではそいつに勝てなくてね・・・・・・
 追い出されてしまったのだよ・・・。」
 とその発電所の前に
 立っているエレキブルはそう言うと続けて、
 「応援は頼んだが、ライトラインシティ側も奴に
 閉鎖されてしまったらしく、突入できないんだ。
 それにこの発電所の周りにある都市防衛壁のせいで
 向こう側とこちら側は直接行き来できない。」
 とその発電所の前に
 立っているエレキブルは
 そう言うと更に続けて、
 「空中から行こうとしても電気で攻撃されかねないし、
 かといって砂漠側からいこうとすると応援隊は
 砂漠を越えないといけないから時間がかかる・・・
 だからどうしようかと思っていたんだ。」
 とその発電所の前に立っているエレキブルは
 僕達に向かってそう言ってきたのだった・・・。

    friend-名も無き物語-第14章その①に続く




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