friend-名も無き物語-第14章 その②
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/12/06 07:11:54
friend-名も無き物語-第14章 その②
「ライトラインシティはこの先の出入口をくぐれば
すぐそこだ。君達はちゃんと認証で出入口が
開くようにしたから安心して通ってくれ。」
と発電所の前にいた従業員のエレキブルは
僕達に向かってそう言った。
「ありがとうございます!」
とピカノンが発電所の前にいた
従業員のエレキブルに向かって
そうお礼を言った。
「それじゃ、本当にどうもありがとう!
これからも探検活動頑張ってな!」
と発電所の前にいた従業員のエレキブルは
僕達に向かってそうお礼を言った。
こうして僕達はワット発電所の内部で
従業員のエレキブルと別れ、
発電所の内部を通ってやっと
本来の目的地ライトラインシティに
辿り着いたのだった。
「はえ~・・・本当に大都会だな・・・。」
ライトラインシティに着いたカゲロウは
街に聳え立つビル群を仰ぎ見ながら
僕達に向かってそう言った。
「ここは大陸で1番大きい都市ですからね。
位置的にも大陸全体の中心にあるんですよ。」
とピカノンが街に聳え立つビル群を仰ぎ見ながら
唯々圧倒されている僕達に向かって
そう言うと続けて、
「また未開の部分も多く、どれくらい広いのかは
実質未知数だとも言われていたりします。」
とピカノンは僕達に向かって
ライトラインシティの説明をすると続けて、
「さあ、この先に進んでいけばギルドがある
はずです。早く行きましょう!」
僕達はライトラインシティの探索と
ライトラインシティの地下街で
少し消耗品を買い足した後、
ライトラインシティで1番大きくて
1番高いビルの前にいた。
近くの掲示板には、
「ウィンドラギルド」
『ライトライン ランド』管轄ギルド
と大きく書かれていた。
「あっ、みなさん!お久しぶりです。
そしてようこそ!ウィンドラギルドへ!」
僕達がギルドの中に入ると
エントランスで待っていたフィクルが
そう言って僕達のいる方に近づいて来た。
「お久しぶりです!フィクルさん!」
とピカノンがフィクルに向かって
そう挨拶を言った。
「みなさん元気そうで何よりです。そして、
発電所の件、ありがとうございました!
みなさんにはまた助けられましたね。」
とフィクルは僕達に向かって
そう言うと続けて、
「さあさ、親方様も皆様にお礼を言いたいので
お会いしたいとお待ちです。どうぞおあがり
下さい。」
とフィクルは僕達に向かってそう言った。
「わかった。案内宜しくお願いしますね。」
とカゲロウはフィクルに向かってそう言った。
僕達はフィクルに案内してもらい
ギルドの最上階にある親方様の部屋を
訪れるとそこにはカイリューとチルタリスの
2匹が僕達の到着を待っていた。
「ようこそ。私がこのギルドの親方を務める
ウィンドラだ。隣は副親方のモフラウドだ。
ぜひよろしく。」
と親方のウィンドラと名乗ったカイリューが
僕達に向かってそう言った。
「皆様初めまして。以後お見知りおきを。」
と副親方のモフラウドが
僕達に向かってそう言った。
「宜しくお願いします。」
とミスティアが親方のウィンドラと
副親方のモフラウドの2匹に向かってそう言った。
「さて、君達のおかげでこの街に供給される電気
が奪われる事態を最小限に抑えることができた。」
と親方のウィンドラが僕達に向かって
そう言うと続けて、
「まだ復旧していない所もあるが、それでも
君達の功績は大きい。とても感謝しているよ。」
と親方のウィンドラは
僕達に向かって感謝の言葉を
述べると続けて、
「それで君達に礼をしたいのだが・・・・・・実は
まだ準備ができていなくてな。なので先に
これを渡しておこうと思う。」
と親方のウィンドラは僕達に向かって
そう言うと今回のお礼としてげんきのかけらを10個と
エナジーサイダーを6本とピーピーサイダーを6本と
ふっかつのタネを3個と3000ポケと
技マシン26『スパークショット』を受け取った。
「お礼の物資だ。メインはもうちょっと時間が
かかるからとりあえずはここでゆっくり休んで
行くといい。部屋も提供しよう。」
と親方のウィンドラは
僕達に向かってそう言った。
「ありがとうございます。」
と僕は親方のウィンドラに向かってそう言った。
「それと、できれば明日ちょっと君達にやって
みてほしいことがあるんだが・・・・・・。」
と親方のウィンドラは
僕達に向かってそう言ってきた。
「やってみてほしいこと?」
とワラビが親方のウィンドラに向かって
そう訪ねると彼は、
「ああ。それは・・・・・・。」
と親方のウィンドラが
僕達に向かってそう言いかけたその時、
???
「おーい親方~、ちょっといいかな?」
と親方様の部屋にある扉の方から誰かの
声が聞こえてきた。
「あっ・・・この声は・・・・・・。」
とフィクルは扉の方から聞こえてきた
声を聞いて何かを悟ったように
そう言ったのだった・・・。
その③に続く