孤独
- カテゴリ:小説/詩
- 2017/12/14 15:53:03
いつの間にか止まっていた
壁に掛けた振り子時計
我がままに言ってあなたからもらった
時が止まるように愛も止まるのか
愛を動かすねじはあるのか
優しかったあなた
いつも私の我ががまを聞いてくれた
それはできないよって言ったこともあるけど
それはそれでいいと思った
あなたの横にいればそれでよかった
疲れたのだろうか
離れたいと思ったのだろうか
いつしか愛は消えていって
私一人が取り残された
そして冬が来た
空気が冷たい毎日を
あなたなしではいられなかった
どこでどうしているのだろうか
一人でいるのなら私を迎えに来て
もう何も言わないから
そんなことはできはしない
一度分かれた二人が愛し合うなんて
できないだろうか
あなたのことを信じていた
だからもう一度会いたい
振り向いて 私の方を
その影を見つめてくれてもいいから
冷たい風に吹きさすれた肩を
もう一度抱きしめたい
でももうできはしない
華やかな街に出ても
心が飛ぶのはあなたばかり
もう思うのはやめようと誓っても
幾度も誓いは破られる
あなただけが欲しいはずなのに
う~ん、どっちかな?
多分、引きずる方だと思いますね。
みっちょんはどっちなのさw