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シン・ドラマ汁


精霊の守り人 最終章

精霊の守り人 最終章 第4回「ログサムの野望」
NHK 土曜夜9時~
▼タルシュの事情
今回は、ログサムに捕らえられたバルサがメインで、他は各勢力の様子が少しずつ描かれました。
新キャラとして、タルシュ帝国の総督・ベリスが登場。
属国の出身ながら皇帝の側近に上り詰めた有能な文官ですが、嶋田久作が演じているのでもはやラスボス。
同じく属国の出身のヒュウゴと親しくしており、ヒュウゴはバルサたちに味方したことはあるものの、
ラウルにも肩入れしているため、皇位を継げない第二王子であるラウルに、
違う道を進ませようとベリスに言うのですが、それは一体どういう意味なのか。
また、ベリスはラウルに皇帝の命令として、北の大陸に赴き前線で指揮を執るよう伝えましたが、
これにはどんな意味が含まれているのか。
ラウルもいろんな事情を抱えているのでしょうが、何にしろドSなんで感情移入しづらいですw

▼殺す殺す詐欺
新ヨゴでは、タルシュ帝国との交戦を避けるため、聖導師がついに帝の暗殺を決意しましたが、
幼い頃から育ててきた帝に手を下せませんでした。
厄介なのは、聖導師がタルシュとつながっていることを、ガカイとモンに知られてしまったことです。
ガカイは自分に師事するトゥグムに皇帝になってもらいたいと思っているので、
正直帝のことなどどうでもいいでしょう。
死んでしまってもいいと思ってるんじゃないですかね。
ですがモンは狩人のリーダーなので、帝を守るのが仕事ですから、飽くまで暗殺を阻止しようとするでしょう。
ていうか、オープニングの映像に最初から、聖導師が帝を刺すシーンが入っており、
帝死んじゃうの?て思ってたら、聖導師の妄想かよ!w
うっかり騙されたわ。
小憎たらしい帝が刺されるシーンを見て、いつ死ぬかとワクワクしてたのになーw
聖導師はやはり、平に演じてほしかったですね。
鹿賀も嫌いではないのですが、やはり第1部からずっと平だったので、
帝暗殺未遂のシーンなんかは、ずっと演じてきた分の重みってのも出ると思うのでね。
でもまぁ、かなわぬ願いですよね。

▼カグロ死す
カンバルではログサムがどうしたいのかよくわからない態度を取って、バルサを翻弄しました。
まずは力を試したいから自分と戦えと言い、次はロタと同盟を結んでほしければ王の槍全員と戦えと言い、
それがだめならカームと戦えと言い、結局カグロが自分が戦うと言い出し、バルサはカグロと戦いました。
激戦の末バルサが勝つのですが、その後カグロは自分の槍の飾りである金の輪をバルサに譲り、
飛び降りて自殺してしまうのです。
もう、意味がわからない。
金の輪を弱い息子ではなくバルサに渡したのは、百歩譲って理解できるとしても、
目の前で金の輪を他人に譲られたカームの気持ちを考えるといたたまれないし、
バルサは今ログサムに捕らわれの身ですし、カグロとバルサは出身氏族が違うので、
氏族毎の代表がなる王の槍になれないと思うし、あとなんで死ななきゃならなかったのかも…。
まぁ、死んだのはジグロを殺したと偽っていたことに、
良心が耐えかねたのかなとも思いますが、何も死ぬこたあないですよね。

▼山の王との戦い
思うにカンバルでの出来事は、すべてがバルサと山の王の戦いに向けての伏線のように思いますね。
ログサムが山の王と戦うことを決めたのは、ここのところ長い間ルイシャ送りの儀式ができず、
国庫が逼迫したため、ルイシャに頼っていては国が滅びると思ったのでしょう。
ですが今のところ他に国を潤す産業はなさげです。
そして、ログサムは山の王を倒せるなら、誰でもいいんでしょう。
だからバルサの腕前がどのくらいのものか、様々な手で確かめようとしたのでしょうね。
また、カグロが金の輪をバルサに渡したのも、バルサに山の王との戦いを託したかったからでしょう。
ある意味、カームに継がせたら無駄死にするだけですし、息子には死んでほしくなかったのかなと思います。
そしてオープニングですよ。
今シーズンのオープニングは、バルサが赤い衣を纏い、顔が見えない黒い衣の人物と戦っています。
これはひょっとして、バルサと山の王の戦いを象徴しているのではないでしょうか?
こんだけ言って、戦わなかったら恥ずかしい…w
私はバルサと山の王との戦いがラストかなと思っていたのですが、どうやらタルシュ帝国との戦いが最後のようですね。




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