Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


冬枯れ~2~


夕べは眠れなかった
寝ようとするほふど眠れない
時を刻む音だけが響く
何故だろう
別れて半年もたつのに


寝不足のままいつかの小道を歩いた
あの事君と一緒に歩いた道
あの頃は薄桃色の花が咲いていた
今はすっかり葉を落とした街路樹
行きかう人は誰もいない


いつも君ははしゃいでいた
どこへ行っても何をしても
楽しくて仕方のないようだった
でもそんな裏には何があったのか
気づいてあげられたかった自分が悔しい


これが夢だったら
逆走する列車だったら
君のことを助けてあげられるのに
でもそうだろうか
君は僕の手を取るだろうか


それは夢にすぎない
君に会うことなんてもうない
たとえそれが二人の人生だとしたら
人生を変えることができても
それがまた二人の人生だろう


さよならをしたとき
君は少し泣いていた
僕が悪かったに違いない
君を泣かすなんてできないのに
きっと不安に突き落としたのだろう


ごめんね 君へのメッセージ
役に立たなくてごめんね
でも二人で過ごした日々は消えない
色ずいたままで残っている
だから君は幸せになって




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