３月１８日　（火）Ⅱ

Ⅰからつづく


　　　外国人にとって、理解がむつかしいのは、

　　　秀吉という人の立場です。
　　　将軍でもないし、天皇でもないのに、
　　　なぜ、日本一のリーダーだったのか、という点。


　ゴタ　：　He was entitled Kanpaku Dajo-Daijin ,
　　　　　　or the supreme minister and chancellor to Emperor.
　　　　　　秀吉っさんは、関白太政大臣で、天皇の部下ですわ。


　　　まあ、そのときの天皇は誰だ？
　　　と聞かれたら、ギャフンだが、
　　　そういうボロは、今まで出したことはない。

　　　ボロは、出さぬが、
　　　３００円出してあげることは、よくある。

　　　というのは、
　　　天守閣の２階に、写真撮影コーナーがあって、
　　　着物を着て、刀をもって、兜だの、花飾りだのして、
　　　しゃちほこの前に立って、
　　　写真を撮る場所があるのですが、
　　　この利用料金が、３００円。

　　　ぐずぐずしてると、順番が遅くなるので、自腹を切る。
　　　なぜなら、このときすでに、
　　　９００円の海鮮どんぶりのお金を
　　　出してもらっているケースが多いし、
　　　まだの場合も、ほぼ、確実に、御馳走になる。
　　　ならない場合ですら、３００円は帰ってくる。
　　　　　　　　（返してもらえる。）



　　　【黒門三平】


　ランチタイムは、どうするか？とりあえず、
　スカイビルの地下食堂街は、いかが？
　と聞く。

　　　「ノー」
　　　
　の返事。


　　あかん、と言われりゃ、
　　仕方がない。黒門市場を薦めてみる。


ゴタ　 ：　 How about eating the lunch
　　　　　  at Kuromon fish market ?
　　　　　　黒門市場で、食べたらどない？


みなさん：　Sounds fine.
　　　　　　ええやん、そないしょ。


　　　大阪城をあとに、われらが車は、谷町筋を南へ。
　　　千日前通を右折。
　　　松屋町筋を南へ。下寺町で右折。

　　　堺筋を右折。右折を２回繰り返すと
　　　どうなるか？たぶん、逆戻りである。
　　　千日前に戻る手前のタイムズに駐車。

　　　このタイムズの裏手に、黒門市場がおまんねやわ。
　　　（あります。）

　　　黒門市場を英語でいうと、

　　　black gate market

　
　　　かも知れないが、いらんこと言うと、

　　　Where do you find the black gate?
　　　黒い門って、どこにあるのさ？


　　　と問い詰められると困るのだ。


　　　【よけいなこと、言うな！】　


　　尚、ご案内するのは、あほのひとつ覚え、「黒門三平」



　　　ここでの食事は、なんと、２時間。

　　　もう、午後２時でっせ。

　　　予定の「四天王寺」に行きました。


　　　　　【四天王寺】


　　　ご存じ、聖徳太子はんの建立した寺。

　　　なんでまた、こんな、でかい寺を建立したか？

　　　それは、戦勝祈願をしたからです。

　　　誰との、何の戦（いくさ）の戦勝祈願やてか？

　　　そら、あんたあれでっせ。
　　　聖徳太子はんは、蘇我馬子はんと組んで、
　　  物部親子をドブ～ンと葬り去りましたやろ？

　　　これを


　　　　　「親子丼」


　　　の法則といいますのやで。　　（うそやがな。）


　 　その戦勝祈願を、四天王に願掛けて、勝利を収めます。
　 　それで、戦勝後、お礼に、
　　 この四天王寺を建立したって、わけです。　


Ⅲにつづく
ゴタぴょん