鎌倉高校生徒、たたらで鉄を作る
- カテゴリ:日記
- 2018/01/02 20:54:36
ラノベで高校生の主人公がいとも簡単に鉄を作っているのを見て、ファンタジーって
いいなと思っていたヤツフサです。
そんなことを考えていたら、鎌倉高校の生徒がたたらで鉄を作ったと言うので日記に
書いておこうと思いました。
http://www.kanaloco.jp/article/301520
なになに?
県立鎌倉高校(鎌倉市七里ガ浜)の科学研究会が、鎌倉の砂鉄から鉄をつくり出す方法を6年かけて確立した。昔ながらの「たたら製鉄」と呼ばれる手法を用いて、代々の生徒たちが試行錯誤を重ねた挑戦。この鎌倉産の鉄を使って県内の刀工と研師の手で短刀が完成し、新年に展示される。
たたら製鉄は、木炭を燃焼して鉄を精製する日本古来の製鉄方法。科学研究会は2011年に研究を始めた。当初は学校の目の前に広がる七里ケ浜の海岸の砂から砂鉄を採取して試みたが、「1グラムも鉄ができなかった」と顧問の木浪信之教諭(60)は振り返る。
次は七里ケ浜よりも砂鉄が多く含まれる稲村ケ崎の砂を使ってみた。磁石で何度も砂鉄とそれ以外のものにより分ける。
炉は、木浪教諭の知人で立命館大の山末英嗣准教授から協力を得ている。夏休みに研究会のメンバーが滋賀県にある同大キャンパスを訪れ、約300個のれんがを使って組み立てる。
砂鉄を炉に入れ、木炭を加えて3~4時間熱する。炉内の温度は1300度以上に達し、底で溶けて固まった「ケラ」ができる。純度の高いケラになるまで何度も、木炭の量や送り込む空気の量、炉内の温度を細かく調節した。
大きなポイントだったのは、砂鉄を炉に入れる前に熱湯で30分以上洗うこと。木浪教諭は「汚れや付着している海水が取れるのが効果的だったのではないか」と推測する。純度の高いケラから鉄を取り出せるようになり、工程をまとめた論文が日本学生科学賞の入選1等に入賞した。
その活躍を同窓会の会報誌で知った卒業生を通じ、秦野の刀工・森光廣さんから「一度、鎌倉の鉄をたたいてみたい」と刀作りの申し出を受けた。科学研究会のメンバーも「この鉄で何か作ってみたかった」と喜んで応じた。仕上げの研ぎは、鎌倉の研師・本阿弥家の戸村厚之さんが担った。
出来上がった短刀は刃渡り25・7センチ、重さ180グラム。柄(つか)には「以鎌倉砂鉄」と記されている。木浪教諭によると、鎌倉の砂鉄のみで作られた刀は記録がないという。
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餅噴いた (*゚ω゚):;*.’:;ブッ!
簡単にたたらと言うけど、炉の設計どうしたんだよと思ったら、立命館大学の教授
が手伝って、耐火煉瓦を買ってきて作ったのね。
(*´ω`*)<炉の設計が高校生に出来たらビビるわ
でもたたらで金属を作る時の触媒って体に悪いから、先生たちは苦労しただろうねぇ。
と言うかふいごはどうしたの?
Σ( ̄□ ̄|||)
ポンプを使ったのだろうか?
でなかったら四日押しとか寝ないでふいごを全力押しとかむちゃだろ。
それに3~4時間で炉内の温度が1300℃だって!?
酸素ボンベかな・・・
でも高校生がやったと言う所が凄すぎてびびった。
ヤツフサもやりたかったなぁ~ (´・ω・`)
BGM:"大好き"という嘘をついた(歌:美良樹吟呼)
https://youtu.be/sLEPN2meBF8
そう、そのジブリのもののけ姫のたたらです (*´ω`*)
現在は石炭やコークス、重油を使うので高温にしやすいですけど、薪を使ってた時代は
森林伐採が酷かったでしょうね。
たったら♪ たった~ら♪ たったら♪ たった~ら♪ も~しも会えたな~らねステキな幸せが~
もののけ姫を、、思い出しました。。。
すごいね〜