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台湾 蔡総統 無人偵察機の量産を表明 中国警戒

台湾の蔡英文総統は、ことし、中国の軍用機が台湾周辺での活動を活発化させていることについて警戒感をあらわにし、無人偵察機の量産を始め、軍事力を高めていく考えを示しました。

台湾の蔡英文総統は、29日夕方、台北郊外の軍事関連の施設で年末の記者会見を行いました。

この中で蔡総統は、ことし、中国の軍用機が台湾を周回するような形で飛行するパターンが急増していることについて、「東アジア地域での軍事力の拡張を図っていることは明白だ」と警戒感をあらわにしました。そのうえで、「台湾が主権を守り、地域の平和と安定を維持するには、みずからの軍事力を高める必要がある」と述べ、台湾で開発した無人偵察機の量産を近く始める考えを示しました。

一方で、今後の中国との関係について蔡総統は、「現状維持」という従来の立場を変えないとし、中国の習近平国家主席については、「理性的な政策決定者だと信じている。台湾への武力行使の可能性は政策決定の際に考慮されていないはずだ」と述べて、台湾に強硬な路線をとらないよう促しました。

独立志向が強いとされる民進党による政権を率いる蔡総統の下ではこの1年半、中国との当局どうしの対話が途絶えたままです。ただ、一時は落ち込んでいた中国からの観光客は回復傾向にあり、現状維持の姿勢を強調した背景には、足元の民進党支持者の間でも、中国との決定的な対立は望まない意見が根強いことに配慮したものと見られます。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20171229/k10011275381000.html

 

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