初日の出
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/01/03 16:33:58
朝日が昇る瞬間を見ようと
たくさんの人が待ちわびる
やがて空が徐々にオレンジ色を放って
太陽が顔をのぞかせる
徐々に昇っていく太陽
あの時何を想っただろう
まぶしい光を全身で受けて
神々しいとはこのことだろうか
肩を寄せてく手たあなたの手が
北風を吹き飛ばしてくれる
徐々に帰って行く人々
「もう少しいようね」
そんな言葉が嬉しくて
永遠という言葉の意味は
こんなことを指すのだろうか
でも
一つ目の秋を超えて
二つ目の秋を超えて
三つ目の秋は来なかった
どこかで間違えたのだろうか
大晦日から元日の間には
たった一秒もないのに
そこに落ち込む気持ちは
どんなものなのか
今なら少しわかる気がする
去っていったあなた
追いかけるには遠すぎた
暗闇の中で手を伸ばしても
届かないその距離が悲しかった
あのオレンジ色の日の出とは裏腹に
今年も来てみた砂浜
あの時と同じ太陽が昇る
そこにはあなたの姿はない
どんなに寒さを感じても
暖めてくれるのもなどない
まだ寒さはこれからだけど
今が一番寒いような気がする
帰っていく人達
私もそれに紛れよう
あなたのいない太陽を背にして
素敵な言葉ですね。暖めた心を糧にして、また恋を
するんでしょうね。
調べてくださってありがとうございます。試してみますね。
それをテキストファイルかワードファイルとかに貼りつければ
そのあとはそれを印刷することができます。
その陽のエネルギーがあなたを温める