雑踏の中で
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/01/04 14:34:38
夕べ見た夢をは強めと言うのだろうか
それはあなたが戻ってきた夢
でもそんなことはありはしない
この愛にピリオドは打たれた
たくさんの人の雑踏の中
私もその中に紛れる
一体どこにあなたはいるだろう
影は黙ったまま足元に落ちる
だいぶ陽が長くなってきた
そんな変化にも敏感になって
今ここであなたに会えても
黙ったままでいるかもしれない
私はあなたを責めなかった
あなたも私を責めなかった
ただいつの間にかま心がよじれただけ
二人の知らないままに
神社に行って
お賽銭を投げて
これからのことを願う
でも どんなことだろう
愛を失った今では
願うことも粉々のままで
何も与えてはくれない
自分で歩くしか道はない
さようなら 昨日までの私
まだこの愛の傷は残っているけれど
明日もまた雑踏に飲まれて
ただ歩いていくだけ
想い続けることはできる、それもいつかは記憶の中に納まっていくことでしょう。
永遠のもなどないからこそ、今という時間をいとおしく思うんですね。
また生まれることもあるかもしれないし、死ぬまで愛され続けるのは幸せな人だね
殆どの人は孤独を受け入れて生きていくしかないよね、色即是空