今回のテーマは、最近読んだ本やマンガ。
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/01/14 21:30:46
最近、読んだ本やマンガ……。
仕事関係の専門書ばかりだ。なんてこった。
ウェブ小説は流し読みしてるけども。けども。
えーとえーと、ちょっと振り返ってみよう。とりあえず、一年以内。一年以内に読んだ本!
マンガ
『とんがり帽子のアトリエ』著:白浜 鴎
魔法使いになりたい女の子が主人公。ダークな設定もちらほら見える、生活している感じのファンタジー。
魔法は危険なわざ、ということで、一般の人には決して伝えないという決まりがあったのに、主人公はいろいろな思惑に巻き込まれ、偶然、魔法を使ってしまう。そのままでは記憶処理をされてしまうところを、師匠にあたる青年がかばってくれて、魔法の修行にはげむ、という内容です。
なお、自分の魔法の失敗でお母さんが石になってしまっています。それを何とかして元に戻そうという目標があります。
『乙嫁語り』著:森 馨
途中まで読んだけど、止まっている。『英国恋物語 エマ』で緻密な絵に驚かされ、こちらの本では、アジアの少数民族の少女たちの恋物語をつづっていく。
遊牧民族の文化とか、こまかい刺繍とか、刺繍とか、刺繍とか。見ているだけでなんだか幸せ。
小説
『紅霞後宮物語』著:雪村花菜
中華風の国で、後宮に召し上げられた女性が皇后になる話。というと、女同士のドロドロとか、皇帝やら貴族やらなにやらとの恋愛を思わず連想するのですが、
主人公がサッパリしすぎていて、恋愛になりゃしねえ。
ちなみに、ヒロインは、下っ端の兵士として最初は軍にいました。実力を順調に伸ばして一軍を率いてもいました。武器を振り回していました。色気も何もありません。
なんかでも、この主人公、好きです。
『無欲の聖女』著:中村颯希
どうしてこうなった。という感じのファンタジー。
主人公はがめつい守銭奴、けれども心根はまっとう(?)な孤児の少年。弟分や、妹分に慕われつつ、今日もみみっちい小金稼ぎにはげんでいたところ、
魔法の術にうっかり踏み込んでしまい。超絶美少女と体が入れ替わってしまう。
美少女は実は、ワケありの公爵令嬢。元に戻そうとするが、魔力が尽きてしまっており、仕方なく、入れ替わり生活をする羽目に。
評判が落ちては困るからと、乱暴な言葉遣いには軽く呪詛をかけられ、魔力がたまるまでは、の約束で公爵令嬢としての暮らしを始めたところ、
たどたどしい言葉づかいや、つい出てしまう小金への執着などが、なぜか盛大に勘違いされ、「聖女」扱いされまくる。
中身、守銭奴の少年なんですが。ちょっとおばかさんな所もある、守銭奴の少年なんですが。
陰謀やらなにやらに巻き込まれながらも、無自覚にそれをすいっとかいくぐり、さらに聖女伝説を積み上げていく。笑うしかない。そうして事情を知る孤児院の仲間や、少年の体に入ってしまった公爵令嬢のメンタルに、今日もダメージを残していく。
下ネタなども入るのですが、サラッとしていて、いやみがありません。しかし笑える。
『転生少女の履歴書』著:唐澤 和希
前世、日本人だった記憶を持つ主人公は、飢餓に苦しむ村人を助けようと、あれこれと活動を開始する。しかし、両親は彼女をあっさりと売り飛ばした。
うられた先で、貴族の兄弟の世話係をしつつ生活を始める。魔法を使える者が貴族となり、使えないものは平民という世界の仕組みの中、なんとか適応して生きようとするが、どこかにゆがみを感じてしまう。
その後、山賊にさらわれ、その村で様々なことを見聞きし。やがて貴族の養女となり、魔法は持たないものの、貴族の子弟が通う学院で学ぶことになる。
国の構造、持つもの、持たざるものの間の差別意識、問題意識、さまざまなことに直面しながら、なんとか今日も生きている。
……あらすじを書いたら、重めのシリアスな話に思えるのですが、軽めです。妙なパロディのようなお遊びの部分もあり。ドッジボールを教えて流行らせたら、「約束された勝利の」という二つ名がつけられてしまうという。それ、……セイバーの持ってる何かじゃなかったっけ。
前世の知識から、薬草や、農業のやり方などを教えたところ、主人公、一部の人々から、生き神さまのような扱いになってしまい。怪しい宗教団体の発生をなんとか止めようとしているのですが、努力の甲斐なく、信者は拡大の一途をたどりつつあります。
とりあえず、思い出せたのはこれぐらいかなあ。
あとは、児童文学とか絵本とかが多かったと思う。
コメント感謝です。ストレスたまること多かったせいか、ギャグ寄りの作品ばかりの紹介になっちゃいました。
無欲の聖女は笑えますので、ぜひどうぞ。
>辰之さん
しんどいと、文字を見るのも面倒になったりしますしね。
エッセイなどだと、文章短いし、読みやすいですよ。
ドミニック・ローホーの、シンプルな生活をすすめるエッセイ集とか、わりと楽しいです。
笑いたい場合は、「おじさん通信簿」著:秋元廉をお勧めします。笑うしかない感じの文章です。
読みたいなぁと思うものは出てくるんですが
全然読んでませんねぇ
しのさんは絶対読書家だと思っていました♪
本好きの方が、どんな本を読まれるのかってちょっと気になりますよね。
以前何人もの作家の本棚の写真という、かわった企画の本があって
おもしろかったのを思い出しました。
この中では「無欲の聖女」がおもしろそう(´艸`*)
読んでみたい。。。といっても、やはり最近は実用書ばかりで。
空き時間が動画のほうに行ってるせいもありますが。
ちなみにしのさんは、音楽はどんなのがお好きですか?
こないだのシガー・ロスとか外しちゃったかな^_^;