晦日の想い
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/01/31 14:28:15
もうすぐ1ヵ月が終わろうとしている
カレンダーが一枚めくれる
そのずっとずっと先にある赤い丸は
あなたの誕生日
いつものレストランでちょっと贅沢に
でも今は
赤い丸の日が来るのを恐れている
赤い丸はもう消えない
でもあなたはいない
一人で過ごす あなたの誕生日
もう思い切り泣いたから
涙も出てこない
でもこんなところに涙の痕が
何時の間にかあの日に連れていく
あなたが去っていったあの日に
さようならは最後の指切り
指をほどいたら何も残らない
泣きながらあなたを追いたくても
道すら見えない
あなたが歩いていくのを見ていたのに
「ごめんね」「ごめんなさいね」
短い言葉で終わった愛
それだけにいっぱいの愛を込めた
あなたが忘れたとしても
心に赤い糸が残りますようにと
そして祈ろう あなたのことを
いつかやってくる人生の転機に
幸せになりますようにと
喜びのシャワーを浴びますようにと
そして私にも
赤の丸印・・・ニコのお友達の誕生日に替えては?
毎月の楽しみが増えるかも? (気持ちの問題ですが・・)
いつまでも思い出を引きずるのは、どうかな・・「出会いが有れば別れもあります」
本日のステキ&水やりお届けです。