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シン・ドラマ汁


西郷どん 感想文

西郷どん 第6回「謎の漂流者」
NHK 日曜夜8時~
▼John Mung
今回は、前半では吉之助と同じ牢に入っていた謎の洋装の男の話、後半は糸の婚約の話でした。
やはりこの人は漁の最中に海で遭難し無人島で暮らしていたところを、アメリカ船に拾われ、
アメリカに渡航しいろいろ学んで日本に戻ってくるという数奇な運命を辿ったジョン万次郎でした。
呼び方についてですが、ジョン万次郎というのは後の世の書籍でつけられた名前であり、
日本名は中濱萬次郎、アメリカではジョン・マンと呼ばれていたそうです。
琉球に上陸し、薩摩、長崎を経由して土佐に戻ったという話は本当で、斉彬に気に入られたのも本当です。
斉彬の時代に薩摩に来られて本当によかったですね。
もし斉興の時代だったら投獄されたか放置されたかのどちらかだったでしょう。
ただやっぱりジョン万次郎に西郷が絡んだという逸話はないようで、原作か脚本の創作でしょうね。
それを承知で敢えてドラマの感想を書きますが、相撲大会で斉彬に勝ったから投獄されたわけではなかったんですねw
斉彬がそんなケツの穴が小さいことをするわけがないと思いましたよ。
ただ斉彬は何も話そうとしない万次郎を、自分がかねてから目をかけていた西郷に任せ、
真実を聞き出そうとしていたのですね。
元々帰郷するつもりで日本に渡ってきたのに、何故何も言わないんだって感じでしたけどもw
最初まったく日本語を話そうとしてなかったのに、途中らか流暢にしゃべり始めてびびりましたw
この功績で褒美をもらえることになった吉之助は、早速大久保父子の赦免を願い出ますが、もう少し待てとのこと。
反斉彬派の藩士がそのまま残っているので、彼らをどうにかしないといけないわけですが、なかなか面倒ですねぇ。

▼糸の婚約
郷中では、正助が糸のことを好きなのは、吉之助を含め全員が知っている、吉之助が糸に惚れてはいないことも
全員が知っている、糸が吉之助のことを好きなことは、誰も知らないという状況でした。
吉之助に切腹の命が下りたという噂が流れたことで、糸は代官所の牢屋敷に行き、
吉之助がどうなったのか役人に尋ねるのですが、動転していたため役人は相手にしてくれません。
糸の足が速く、他の郷中の男たちが後から追いつき、それでやっと吉之助が無事であることが分かるのですが、
この時誰もが糸の胸中には吉之助がいることに気づいてしまったのですね。
吉之助が無事と知って正気に戻った糸は、あまりに恥ずかしくて逃げ出してしまいますw
そしてその時の一連の行動をたしなめられ、親に家から出てはいけないと命じられてしまうのです。
一足早く糸が吉之助を好きであることを悟った正助は、自分の恋心をぐっと抑え、糸に吉之助へ告白するよう勧めます。
武士は家が決めた相手と結婚するのが当たり前だった当時、告白、ましてや女性からの告白など、
そう簡単にできるものではなかったでしょう。
そしてそれを勧めた正助が、糸を好きであることを考えると、切ないですね。
正助どんはそれでいいの?って思っちゃいます。
その後偶然吉之助と顔を合わせた糸は、吉之助の言葉から、彼の心に自分はいないことを悟り、
親の決めた許婚と結婚することを決めてしまったのです。
これですれ違いばかりの三角関係はおしまいですね…。
糸が吉之助と結ばれるのはもう少し待たないといけません。
次回、西郷は親の決めた相手と結婚します。
その相手は、あの「あまちゃん」で主人公の親友を演じた橋本愛ですよ!
映画では活躍していたようですが、テレビで見られるのは久しぶりですね。




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