Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩


星空


時計の長い針と短い針が12で重なった時から
今日という日が流れていく
眠れなくてベランダに出ても
星たちは動く気配もなく
じっと光を放っている


出会った日からの時間を
指折り数えてみる
たった24か月
長いのか短いのか
私にとっては短かった


あなたと公園のベンチで見上げた空には
もっとたくさんの星たちがいて
空にきらめいていた
この光たちのように
永遠を誓っていたのに


さようならの5文字は重い
腕で抱きしめることはできない
こんなはずじゃなかった
いくら叫んでみても
もうあなたは帰らない


もっと一緒にいたかった
もっとはしゃいでいたかった
それなのに
離れてしまった私達
これは運命だったのか


運命は帰ることができると
誰かが言っていたけど
もし変えることができるとしたら
どこから手をつけようか
出会った瞬間から変えようか


あなたとの写真を大切にして
箱の中に収めているけれど
それはいけないのかもしれない
もうすべてをなくしてしまわないと
次の日には進めないのか


さようならが宙に浮く
それを息で吹き飛ばす
もう帰ってこない日々を想っても
何も取り戻すことはできないなら
この暗闇を抱いて過ごそう








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