FINAL CUT 感想文
- カテゴリ:テレビ
- 2018/02/28 16:21:51
FINAL CUT #7「真犯人はそこにいた…一線を越えた夜!」
フジテレビ 火曜9時~
▼ターゲットは刑事部長
話がこじれてかなり面白くなってきました。
今回の慶介のターゲットは、刑事部長の芳賀。
芳賀と料亭で会う小河原の時計をすり替え、盗撮に成功。
その上警察内部で囁かれている芳賀の悪い噂を元に、裏取りを敢行。
その映像をまとめて芳賀に見せたのですが、芳賀はまったく動じず、隠れていた高田を呼んだのです。
慶介が芳賀を脅している姿がビデオカメラで撮られており、脅迫で逮捕すると言うのですが、
なんとびっくり、高田は慶介側に回ったのです。
まぁねー、蔵が悪役をやるのは珍しいなと思っていたので、やっぱりそう来たか、という感じですよ。
高田は百々瀬さんともいやいやつきあっている感じでしたしね。
そしてやはり、高田を副署長にしたのも芳賀でした。
高田は園児殺害事件の捜査で、裏で怪しい動きを感じたため、逆にその裏に取り入り、
じっくりと事件を解決に導こうとしていたのです。
慶介を撮影した映像は存在せず、かといって芳賀も彼らに全面的に従うわけでもなく、
慶介と高田が個人的に事件を追うことは許されましたが、どうにも痛み分けという感じでしたね。
ただちょっと不思議なことがあって、警視庁の刑事部長というのはノンキャリの最高峰で、
キャリアが就く職ではないんですよね、確か。
そして高田が刑事からいきなり副署長というのも、前々から書いてますが、ちょっと違和感があります。
まぁ12年の間に少しずつ昇進してきたのかもしれませんが、それにしても異例中の異例なのではないでしょうか。
▼姉妹の戦い
小河原姉妹の方も、かなりこじれてきました。
若葉はどうしても慶介があきらめきれず、慶介のために兄を探すことで、つながりを保とうとします。
彼女の詳しい心情については、チェインストーリー6.5の後半で見ることができます。
惚れた男のために家族を売る、こんな若くて可愛いのに女って怖いですねw
雪子は慶介が自分たちの兄のことを探るためにだけ、自分たちに近づいたことが許せず、
慶介に呼び出されても冷たい態度を取ってしまいますが、慶介が本当に好きなのは雪子。
最後に熱いキスを交わし、これからいいとこに行くんでしょうなぁw(下衆
雪子も頭ではこの人と関わらない方がいいと思っていても、やっぱり惚れているので抵抗できない。
慶介が好きなのが若葉の方なら何も問題はない、というか、彼の目的を達成するためになるのですが、
男女の仲というのはなかなかうまくいかないものですね。
▼大地の過去
今回、芳賀に見つかりヤクザ者にフクロになってしまった大地。
どうしてこうまでして慶介に協力するのか、それは今回のチェインストーリー7.5を見れば分かります。
なかなか涙なしには見られない内容…。
大地がどうして両親が健在なのに、自分には家族はいないとか、親のことを悪し様に言うのか、よく理解できました。
ただ、なぜヤクザ者たちはトドメを刺さなかったのか。
時期的に考えて慶介の仲間なのは確実で、芳賀にとっては殺した方がよかったように思いますね。
まあ殺してしまうとヤクザに借りができてしまうので、極力避けたかったのかもしれないですね。
▼今回の百々瀬さん
どうやらプレミアワイドのスタッフは、ターゲットを慶介から小河原祥太に変更したようです。
園児殺害事件の関係者である百々瀬さんを含む5人のスタッフは、全員慶介に脅迫されているので、
慶介憎しという点では全員共通の思いを抱いていると思いますが、彼らはそれ以上に特ダネが大好物。
そして百々瀬さんは何より、ガセネタを放映することが大嫌いなのです。
なかなかつかみ所はないけれど、どこか筋が一本通った男ではあるのですよね。
百々瀬さんの鶴の一声で始まった祥太の捜索ですが、全員が熱中しているようですね。
慶介だけを槍玉に挙げるより、実は犯人は祥太で、警察幹部と癒着する小河原弁護士の意向で
慶介の母を犯人に仕立て上げたというストーリーは、確かにマスコミが飛びつきそうな美味しいネタです。
ここで奇しくも慶介と大地、プレミアワイドのスタッフ、そして祥太の妹・若葉という、
3勢力が個々に祥太を探すという、当初予測すらしてなかった事態になってしまいました。
そして若葉は、あれは父親?それとも母親の部屋でしょうか、そこにあったパソコンで、
祥太らしき人物と偶然チャットを交わすことに…。
まだその相手の人物か祥太と決まったわけではないですが、もしそうなら生きてたってことですよね。
生きているならどこにいるのか、本当に犯人なのか、そして誰が演じるのかw
それがとっても気になりますね!