Nicotto Town


みっちょん恋愛の詩



昨夜降り出した雨が
今朝は上がっていて
生ぬるい風が頬を滑る
段々と暖かな季節が来る
私の心とは反対に


一人でコーヒーを飲んで
一人で着替えて
一人で会社に向かう
そんな当たり前のことが
今ではむなしく思える


あの頃は一人でいても
あなたが守ってくれるようで
いつも側にいてくれるようで
そんな暖かさを胸に感じて
ずっと続くと思っていた


ずっとずっとずっと
あなたと歩きたかったのに
手をつないで
肩寄せ合って
何時の間にか逆戻り


大きな円を描いて
私は外側に
あなたは内側に
あるく距離感が大きすぎて
もうついていけなくなった


どうしてなんだろう
あの距離ができたのは
あなたのせいじゃない
私のせいじゃない
時間が物語った時の流れか


愛していたのに
愛されていたのに
なぜ別れたんだろう
私が愛しすぎたからだろうか
答えは見つからなかった


あなたは疲れ切っていたのね
それを感じてあげられなかったのね
もう一度やり直せたら
そっと手を握ってあげたのに
もうできないのね


春一番が吹いたら
苦しかったあなたの心を飛ばそう
そしてありがとうと叫ぼう
感謝の気持ちを花に乗せて
心からの愛を載せて




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