桜葉
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/03/19 13:12:38
悲しみの湖は深く
中には何も見えない
その水を手で触れたら
小さな渦が巻き起こって
あなたの目が明くだろうか
その目を私に向けてほしかった
私が一番愛していると思ったのに
それも砂の城だった
触れると崩れていく
それもまた愛なのだろう
あなたと歩いた花の街道も
今年は私一人
多分いかないだろう
あなたがいないのが寂しすぎて
花を見たら涙がこぼれる
夜桜がきれいだと人は言う
でもそれは人工の光を当てるから
あなたと私は知っていた
暗闇では桜は見えない
二人の手が繋がれるだけ
網一度 もう一度と
心は叫ぶけれど
まだ寒い季節の中
あなたはどこにいるのだろうか
もう知る由もない
丘のうえの桜花
公園の中の枝垂れ桜
堀川沿いの桜の群れ
覆いかぶさってくる桜の滝
一緒に行ったわね
もうその道もかなわない
あなたがいなくなってから
桜は嫌いになれないけど
余りに美しすぎるそれに
私達の愛は隠れてしまう
散っていく桜に思いを馳せて
髪をなびかせて思うことは
もう待ってはいないあなたのことを
卒業したのよとつぶやいて
でもまだあなたが恋しくて
あ、そうだったんですね。可愛い方ばかりですもんね。
付録におやつタイムが付いてくるといいですね。
変わらず、収集家なんですね。切手も仲間入りですか。
昨日、羽生君の切手を注文してきました。あきさんは買いませんよね。
ただ、文通って1か月に1往復とかなんで、すぐ暇になってしまう欠点。w
紙もペンもインクも切手もたまる一方で、消費が追い付かい。
けど、物欲も抑えられない。。。笑