なかなかのブラックジョーク
- カテゴリ:お笑い
- 2018/04/10 06:24:00
川を渡りたがっている金づちのサソリが、カエルに背中に乗せてくれと頼んだ。
カエルは言った「君を乗せたら僕の背中を刺すに決まっている」と。
サソリは答えた「そんなことをするはずがない。もし君を刺したら僕らは沈んでしまうじゃないか」
カエルはしばらく考えてから納得し、サソリを背中に乗せて川を渡りだした。
だが、半分まできた所で、カエルは背中に強烈な痛みが走るのを覚えた。サソリに刺されたのだ。
サソリとカエルは両方とも沈みだした。
カエルは叫んだ「何故僕を刺したんだ!」
サソリは言った「仕方がない。これが僕の性(さが)なんだ」